Kindle touch 購入から、一カ月が過ぎました。この間、Kindle touch および Kindle for Mac/iPad をいじりました。英語多読のツールとしての感想です。
長所:- e-Ink
なんと言っても、e-Ink は素晴しい。太陽光の下でも普通の本のように読めます(というか、真っ白ではないので普通の本より読みやすい)。充電池も長持ちします。ちょっと危ないので大きな声では言えませんが、Kindle touch を購入してからというもの、よくあるきながら本を読んでしまいます。左手で持つと、親指だけでページを進めたり戻ったりできるので、文庫本より便利です。
- タッチパネル
Pad や iPhone と比較すると反応性は落ちますが、そこそこちゃんと反応します。単語の長押しで、簡単に英英辞書を引けるのは便利です。iPad 版は英和辞典が起動しますので、いずれ Kindle touch も対応するかも。
- 本体重量
軽い。iPad では、長時間片手で持っての読書は(少なくとも私は)不可能です。ただし、ベッドの中でのウェブブラウジングには、バックライトのある iPad が便利です。
- 品揃え
Amazon(米)の Kindle Store は(一部の児童書など取扱いのないものもありますが)素晴しい品揃えです。英語の多読をやるのには十分です。無料の Kindle eBooks も結構あります(ただし、期間限定無料のことが多い)。欲しいときにいつでも買って読み始めることができるのも素敵です。すでに Kindle 端末からも何冊か購入しましたが、とても簡単です。
欠点:- e-Ink
最大の長所も e-Ink ですが、最大の欠点も e-Ink です。バックライトがないので、暗いところでは全く読めません。老眼が進んでコントラストが弱いと読みにくく、なってしまったこの頃では、かなりきちんとした明かりの下でないと読みにくいのも事実です。私は、暗いところでは iPad2 の Kindle をよく使います。
- ユーザーインターフェース
もともとキーボード操作を前提としていたからか、ユーザーインターフェースは直感的とは言い難く、十分練られていないと感じました。さらに、Kindle touch を、Kindle(Mac 版)や Kindle(iPad 版)と比べるとユーザーインターフェースの統一感が全くといってよいほどありません。例をあげると、コレクション機能は、Mac 版と Kindle touch にはありますが、iPad 版にはありません。また、Mac 版と Kindle touch のコレクションは同期されません。一方、前述したように英和辞典は iPad 版にはありますが、Kindle touch と Mac 版にはありません。ボタンの位置も異なります。
上記のユーザーインターフェースのせいもあり、購入した本がどんな本だったのかを忘れてしまうこともあります。こんなおときに本を購入したときの Amazon.com のページにリンクがあると便利なのですが、たぶんありません。また、一冊読み終えた後の推薦本のコーナーも実際の購入ページに簡単にはたどり着かず、不便です。
あと、コレクションは物理的なフォルダの概念にはとらわれない、よい整理方法だと思いますが、自分で整理する必要があるのが不便です。Evernote や Gmail が全盛期の今の時代、やはりスマートフォルダ機能は不可欠でしょう。もともと Amazon で販売する際に使っていたタグがあるでしょうから、それを公開してもらえれば、便利です。デフォルトで基本のスマートフォルダがあってもいいぐらいです。
- 自動アップデート
firmware の自動更新がない、と思っていたら最新バージョンに更新されていました。iOS アプリのようにもっと明示的にバージョンアップして欲しいと思います。
なお、英語多読にはあまり関係ありませんが、Readability との連携はとても便利です。あとで読もうと思った Web サイトのページをクリック一つで自分の Kindle touch に送信可能です。しかも、無料。
ちなみに、Kindle はまだまだ発展する余地があるような気がします。関連書籍の紹介などウェブサイトでできていることを各 Kindle 端末でもできるようになればさらに大きな売り上げが期待できるでしょう。せめて、Amazon のストアと自由に行き来できるようにして欲しいと思います。購入した本のページに戻ったりできると便利ですし、他の本の購入にもつながると思います。Amazon がなぜこれをしないのか不思議でなりません。
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