きら猫のお買い物三昧

2019/06/06(木)08:00

やぶの中ではあるけど。

雑感(384)

もっと。驚く。みらいへ。 これが今育児休暇明けの転勤問題で炎上したカネカの目指す起業像らしい。 今回の炎上騒ぎで一時的とはいえ株価が前日終値から100円近く下げてしまった。 その引き金となったツイートがこちらである。 改めて決意夫日系一部上場企業で育休とったら明けて2日で関西に転勤内示、私の復職まで2週間、2歳と0歳は4月に転園入園できたばかり、新居に引越して10日後のこと。いろいろかけ合い、有給も取らせてもらえず、結局昨日で退職、夫は今日から専業主夫になりました。私産後4か月で家族4人を支えます— パピ_育休5月復帰 (@papico2016) 2019年6月1日 よほど腹に据えかねたのだろうな。 会社のほうはそういうつもりはなかったのかもしれない。 育児休暇を取られるといろいろと仕事を調整しなければならないから 会社のほうも大変だ。 だが、大変だ大変だ言っていても仕方がなくて そのように法整備されてしまったのだから もう少し前向きに考えたらいいのにって思う。 私が四半世紀前に育児休暇を取った時も 私の前には誰一人取ったことがなかったこともあって もめにもめた。 総務からは「働かざる者食うべからず」などとまで言われた。 確かにねー、総務は私の給与の計算や振り込みをしてくれてるけどさ、 あなたの個人財産から私は給料もらってないんだけどってよほどいってやろうかと思った。 私の例が奏功して非常に優秀な部下が妊娠した時、 無事育児休暇をとれて復職してくれるという流れになった。 しかし、ここでも意地悪な総務は たまたま、妊娠中に彼女の夫が失業してしまったことを理由に 「家庭内に哺育できる人がいる場合は育児休暇は認められない」などと横車を押してきた。 なんとか出産までに次の勤務先を見つけてきたからよかったようなものの パートナーは失業し、住宅ローンと嬰児を抱えてどうしろというのだろう。 そこまでして育児休暇取らせたくないのか・・・・ 誤解を招くとよくないので書いておくと 実は私の育児休暇も後輩の子の育児休暇も社長以下役員は全員賛成で 総務に育児休暇がつつがなくとれるように しっかりと社内規定を含め、足りないところは整備しなさい。と命じていたというのに。 自分が受けることができなかった恩恵を他の人が受けるということが 耐えられないのかもしれない。 また、人に寄り添って対応するということができない人が多いのかもしれない。 転勤を言い渡したほうにも言い分はあるだろう。 しかし今はこうやってあまりに理不尽なことをすればそれが会社の評価につながってしまう ある意味恐ろしい社会になったものだなとも思う。

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