2021/06/29(火)03:28
コロナのおかげで
コロナのおかげでそこそこ有名だった料理屋さんなどが次々閉店し
そういうニュースを聞くたびに淋しい気持ちになる。
そんな中で、いままでテイクアウトできなかった店でもテイクアウトができるようになったりして
楽しめるようになったのは唯一ありがたい点だと思う。
福岡もやっと緊急事態宣言が解除になったので、家族の誕生日を兼ねてランチ会をしてきた。
今回のランチを堪能したのはこちらのビストロシュンというお店。
コロナ禍のもと、できるだけの配慮をしての営業は本当に大変そうで、例えばランチでも予約時間を見合わせて、席が隣り合わせにならないように配慮をし、同じ席は使わずに毎回椅子からテーブルから消毒しているようだった。これでは一日に提供できるというか、利用できる人数がぐっと少なくしか対応できないのではなかろうか。まさに厳冬の時代である。利用する側としても、できるだけ家族だけで利用してお店を巻き込まないようにしなければ・・・と思ったのであった。
カジュアルなフレンチレストランであるが、料理の方は素晴らしくおいしい。
はぐはぐといっぱい食べたい私のようなものにとっては、それなりの量がでてくるのも大変ありがたい。
出会いはテイクアウトができるようになったことからだったのだけど、
やはりお店で出来立てを食べるとよりおいしさが引き立つように思う。
お誕生日なので、乾杯はシャンパンを開けてもらった。
前菜に鶏肉とキノコのアヒージョがでる。
ここのお店はキッシュが大変美味しいので、つい頼んでしまう。
相方はサザエのガーリックオイル焼きか、それともフォアグラのブリュレか迷っている
テイクアウトでも何度か楽しんだビーフシチューを頼もうと思ったら、
タンシチューもあります、といわれてつい頼んでしまった。
タンシチューは実は大好物なのだけど、自分で作るのはちょっと・・・という料理なのだもの。
5月頃に旬を迎える北アメリカの岩場の冷たい水の中に生息しているオマール海老を
水槽にいれ、チルドな温度で休眠状態にしているものをこの時期料理してもらえるので
それも楽しみだった。
お箸もつかってね、と最初から用意してあるので、ついつい楽な方向に走ってしまった。
デザートはコーヒーか紅茶とチョコレートのケーキ、それにあまおうイチゴのアイス。
お誕生日の人には特別に。
コロナで外食する機会が減ってしまったけど、減ったのは義理とか付き合いとかそういう何を食べてもおいしくない食事会が多かったな、と思うと意外とコロナもわるくないのでは?などとあまのじゃくなことを考えてしまったのであった。