モノスキー日記

2007/06/01(金)07:14

 6月 1日(金)          場をつくる言葉

職場の教養(2026)

 6月 1日(金)          場をつくる言葉  支店長のA氏は、スタッフの定着率が低いことに頭を痛めていました。面接で「この人なら大丈夫」と思った人材も、二、三年のうちに辞めていくのです。  氏は支店長仲間の先輩に、人材が居つかない悩みを打ち明けました。すると、「あなたはスタッフに対して、働きの喜びや誇り、希望を抱かせる言葉をどれぐらい使っていますか」と、逆に質問をされたのでした。  氏は否定的な、暗い、いわゆる「マイナス言葉」ばかり使っていた自分に気がつき、「むしろ、失望を与えていた」と反省しました。その後は、スタッフに希望を抱かせる言葉とは何かを考え、肯定的な言葉を心がけるようになったのです。  先輩からアドバイスされたプラス言葉の基本は「こんにちは・ハイ・ありがとう」でした。それらの言葉を積極的に用いると、スタッフの雰囲気が明るくなるのと歩調を合わせて、定着率のよい職場へと変わっていったのでした。  人の集まる場所には様々な雰囲気がありますが、それは、そこに集まる人によってつくられるものなのです。  今日の心がけ●プラスの言葉を使いましょう ↑↑↑↑↑↑↑写真は、鞆の浦の漁港。この景観を後世に残そうと運動している人達がいる。 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために6年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。

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