モノスキー日記

2007/11/19(月)20:31

 11月25日(日)          命をいただく

職場の教養(2026)

 11月25日(日)          命をいただく  去る十月十六日は「世界食糧デー」でした。これは一九四五年十月十六日に国連食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念するものです。  一九四三年、アメリカ・バージニア州のホットスプリングに世界四四ヵ国の代表が集まり、飢餓を防止するための食糧生産と農業開発について話し合いました。そして翌年FAOを設立するに至ります。  一九六一年には、七八%あった日本の食糧自給率は、二〇〇三年ではわずか四〇%足らずで、ほとんどを輸入に頼っているのが現状です。  自給率が低いにもかかわらず、飽食状態の国があるかと思えば、現在、世界中で約八億五四〇〇万の人々が栄養不足に苦しんでいるといわれます。  「いただきます」という食前の挨拶に使う言葉は、「食べる」「飲む」の丁寧な表現ですが、この言葉には他の命を頂くという意味を含み持つものでしょう。  文字どおり、多くの生命をいただく行為である食事について、もっともっと感謝の思いを深めたいものです。  今日の心がけ●食物に感謝しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、 トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。

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