2008/07/13(日)10:19
今日の心がけ●仕事と共に生きましょう
7月13日(日) 相棒
北京オリンピック馬場馬術代表の法華津寛さん。日本の五輪代表史上最高齢となる六七歳の法華津さんは、記者会見の席で生涯現役を高らかに宣言しました。
東京オリンピック以来となる四四年ぶりの出場ですが、その道程は決して平坦ではありませんでした。ロサンゼルスオリンピックは補欠、ソウルオリンピックでは代表に選ばれながらも馬が検疫に引っかかり、出場を断念しました。
しかし、さらに辛抱を重ねてトレーニングを続け、次第に「人馬一体」といわれる域に達しました。「こういう指示を出したら、こう動けばいいんだ」といった連動感を、根気よく馬にも理解させていったのです。
馬術競技は相棒が馬という生き物であり、一体感を醸成するためには、時と場に応じた適切な対応が求められます。デリケートな関係を長く馬と続けていくためには、時に厳しく、時に広い心で待つことが不可欠なのです。
私たちの「相棒」である仕事も、日々の時間の中に在る生き物です。状況に応じた柔軟な対応によって、良好な関係を保っていきましょう。
今日の心がけ●仕事と共に生きましょう
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