モノスキー日記

2009/01/07(水)06:28

 1月 7日(水) 世代を超えた恩返し

職場の教養(2026)

 1月 7日(水) 世代を超えた恩返し  会社の先輩の葬儀に参列したN氏は、「自分が駆け出しの頃、この先輩が厳しく接してくれたことが、今の財産になったのだな」と当時を振り返りました。  N氏は新人時代、その先輩から挨拶の仕方、作業の段取り、宴席でのお酒の注ぎ方まで、細かく指導されました。叱責を受けた後などは、「もう顔を合わせたくない。明日は出社したくない」と落ち込み、思い悩んだこともありました。  数年後、N氏が若手を指導する時期が来ました。しかし、「彼らに嫌われたくない」という思いから、注意を躊躇することが何度となくありました。  「それでも先輩は、自分のために厳しく接してくれたのだ」と当時の指導のありがたさを実感してきた矢先に、先輩の訃報が届いたのです。  通常の恩返しは、恩人本人に返すことを指しますが、上司・先輩からの恩を後進に施すのは、「世代を超えた恩返し」と言えるかもしれません。  「先輩が自分にしてくれたことを後輩に実践しよう」と決意を新たにしたN氏は、時には鬼となり、カミナリを落としながら、その成長を見守っています。  今日の心がけ●受けた恩を返しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために9年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます)

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