モノスキー日記

2009/06/25(木)05:12

 6月25日(木) 甦った靴

職場の教養(2026)

 6月25日(木) 甦った靴  Aさんは、靴の修理店に出かけました。応対してくれた店主は、作業工程を説明後、どのように靴を補修したいのかを懇切丁寧に確認してくれました。  愛着のある靴でしたが、修理にかかる日数が長く、費用も高額なため、新しい靴を買うか修理をしてもらうか悩みました。しかし、店主の熱意ある応対にAさんは心打たれ、修理を依頼することにしました。  一ヵ月半後、靴の修理が終わったとの連絡を受け、久しぶりに店に行くと、「A様、お久しぶりです」と店主が挨拶をしてくれました。  Aさんが店主に一日の来客数を尋ねると、平均五十人くらいだと言います。一週間で三五〇人、一ヵ月で一四〇〇人が来店する計算になります。その中の一人として自分を覚えていてくれたことに、Aさんはとても感動しました。  店主によると「靴を見ると自然とお客様の顔が浮かぶ」のだそうです。店主がどれほど仕事を愛し、お客様に感謝をしながら仕事に取り組んでいるのかを知ったAさん。補修されて甦った靴を、今まで以上に愛用しているとのことです。  今日の心がけ●自分の仕事を尊びましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。

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