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4月14日(水) 千里の道も一歩から
富士山の持つ魅力に惹かれ、これまで数十回登頂しているAさん。二十歳の時に初めて富士登山に挑戦した体験が、人生の指針となりました。 当時、体力に自信のあったAさんは、山頂目掛けて一気に登りきってしまおうと、走るように歩を進めていきました。 しかし、八合目を過ぎてから呼吸が荒くなり、山頂を見上げても距離が縮まっていないような感覚に陥ってしまったのです。頼みの綱の体力面でも限界を感じ、<もうダメだ>と気力が萎えてしまいました。 あきらめて引き返そうとした時、目の前を通り過ぎたベテラン登山者を見て、自分の歩き方との違いにハッとしました。歩幅が常に一定であり、呼吸も安定し、視線は一歩先を捉えるスタイルを持続させながら、着実に進んでいるのです。 Aさんは無心でその登山方法を真似て歩み始め、気づくと登頂していました。目標は高く掲げつつも、一歩一歩地に足をしっかりとつけることを学び、職場においても着実に目標に向かって歩んでいるAさんです。 今日の心がけ●着実に実行していきましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、ご利用にあたっていくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月01日 05時41分39秒
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