カテゴリ:助成金
こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。今日は客先に営業訪問&助成金(両立支援レベルアップ助成金)の打合せに出向きました。外出中心の1日でしたが、天気もよく、比較的のんびりしていました(笑)。
さて、両立支援レベルアップ助成金は、細かく区分すると全7種類ありますが、正直言って、中小企業が使えるのは、「代替要員確保コース」、「休業中能力アップコース」、「子育て期の柔軟な働き方コース」の3つだけのような気がします。このうち、今日は「子育て期の柔軟な働き方コース」について打合せを行いました。 子育て期の柔軟な働き方コースは、3歳以上小学校就学前の子どもを持つ従業員に対し、育児休業に準ずる制度や育児短時間勤務制度等を適用した際に支給される助成金です。金額は、最初の該当者50万円(40万円)、2人目以降15万円(5年間&延べ10名を上限に支給)です。 今日は、最初の該当者の現況について確認しました。初回申請の対象となる従業員は、第1子を出産後、育児休業を取得しました。その後、育児短時間勤務制度の適用を受けつつ、職場に復帰。ところが、第1子が3歳になる前に第2子を出産し、第2子についても育児休業を取得。第1子のとき同様、育児短時間勤務制度の適用を受けつつ、職場に復帰。この度、第2子が3歳に到達しましたが、この従業員は3歳以降も短時間勤務を希望しています。 会社としては、3歳以降も短時間勤務を認めて良いと考えています。特に子育て中の女性が多い職場なので、今後も同様のケースが発生しうるということでした。 それにしても、初回申請の対象となる方は、かなり複雑な経緯をたどっています。対象従業員になるかどうかは、一応この助成金の窓口である21世紀職業財団に確認しておいた方が良さそうです(汗)。もし、この人が初回申請の対象従業員として認められれば、近々申請することになりそうです。 この助成金を受給したいという会社は結構少ないと思いますが、ただ5年間を限度に10名まで継続的に支給される助成金ですから、うまくいくと相手の企業さんと長いお付き合いをするきっかけになるかもしれません。最終的に顧問契約につながれば、一番ですが・・・。とにかく、頑張ります!! ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>第1子が3歳になる前に第2子を出産し、第2子についても育児休業を取得。第1子のとき同様、育児短時間勤務制度の適用を受けつつ、職場に復帰。この度、第2子が3歳に到達しましたが、この従業員は3歳以降も短時間勤務を希望しています。
なかなかややこしいケースですね~。 何度か読み返してようやく意味が分かってきました(笑) 3歳未満の短時間勤務は中小企業子育て支援助成金の方で3歳からはこっちになるんですよね。 子育て関連の助成金も充実してるのはいいですが、たくさんある割には使えるのは一部ですし、もう少し統廃合して欲しいですね。 (2008.02.20 00:25:26)
いまじんRKIさん
こんにちは。ご来訪&コメントありがとうございます。 >なかなかややこしいケースですね~。 >何度か読み返してようやく意味が分かってきました(笑) いやぁ、私も話が複雑すぎて、一瞬この人受給対象にならないかもしれないなぁと思ったのですが、よく話を聞くと該当しそうな気がしてきました(笑)。 >3歳未満の短時間勤務は中小企業子育て支援助成 >金の方で3歳からはこっちになるんですよね。 その通りです。育児休業や3歳までの短時間勤務については、過去に大量の該当者があったため、残念ながら、中小企業子育て支援助成金は申請できませんでした。ならば、ということで、こっちを選択しました。まぁ、先方は3歳以降、短時間勤務にしても辞められるよりマシという考え方なので、思い切って申請することにしました。 >子育て関連の助成金も充実してるのはいいです >が、たくさんある割には使えるのは一部です >し、もう少し統廃合して欲しいですね。 そうですよね。行政の目指す理想は、中小企業の現実と比べれば、高すぎるような気がします。実際、両立支援レベルアップ助成金の利用率は低いんじゃないかと思うのですが・・・。 (2008.02.20 14:22:53) |
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