カテゴリ:退職金
こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。
先ほど1度書き上げたブログが飛んでしまった。テンションが下がったが、気を取り直して書き直し(笑)。 とはいえ、今日は災難の多い1日だった。ブログが飛んだり、仕事上のしょぼいミスが発覚したり、首を寝違えたり・・・(苦笑)。まぁ、こんな日もあると割り切るしかないが、仕事でのミスはプロとしてはやはり恥ずかしい。客先に合わす顔がない。明日、先方にお邪魔し、謝罪の上、対処法等の説明に行くことになった。一人でやっているのだから、自分のケツ拭きは誰もしてくれないし、ミスはすべて自分に返ってくる。同じ失敗を2度と起こさないよう、気合を入れ直さなければ・・・。 さて、話はガラッと変わるが、ミネちゃん1962さんがご自身のブログで「厚生労働省が企業年金連合会、商工会議所、経団連、生保協会、信託協会とタイアップして、適格退職年金の企業年金への移行支援本部を立ち上げた」というネタを取り上げていた。 適格年金の実施企業は全国にまだ3万社ほどあると言われている。我が地元富山県にも、おそらく最低でも300社ほどは残っていると推測する。 もちろん、未着手の企業全部からコンサルを受注するわけにもいかないので、私の場合は従業員数30名以上200名未満の企業を中心に細々とコンサルをやっている。個人的には、残り3年で北陸地区を中心に20社ほどの移行サポートができれば、万々歳だと思っている。 とは言え、特別なことをやるのではない。適格年金の本質は退職金規程の問題という基本的な信念は変わらない。言い換えれば、退職金を払うことが目的であって、「適格年金」は目的達成のための手段でしかない。 適格年金コンサルは、「適格年金仕様」の退職年金規程を一旦解体し、それぞれの企業の現在の人事戦略に合ったものに作り替えることが主な仕事だ。 適格年金の移行先についても、現時点でこれが100%お勧めというものは一つもない。したがって、自社の退職金規程にマッチするものを選ぶしかないのだ。もちろん、それぞれの移行先について、メリット・デメリットをしっかり説明しておく必要はある。 それと、もうひとつDCやDBに移行する場合は、数社の比較をしてみることも重要だ。なお、これは生命保険商品を退職金のファンドとして使うときも同じことが言えると思う。 かく言う私も、まだまだ確たるコンサルスタイルは確立できていない。残り3年でいろいろ試行錯誤しながら、1社でも多くの企業のお役に立てればと思っている。 ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ご苦労さまです。(笑)適年、でれば顧問契約ゲットですから美味しいですよね。2年前に1件、やったときに顧問契約を前提にシゴトしました。これから話があるところは、切羽詰まったところが多くなるはずですから、顧問契約とセットで話をすることをお勧めします。
(2009.01.20 02:38:01)
初めまして。
私は生命保険会社に勤務していたのですが、言われてみれば、担当者が簡易な勤続年数別の退職金テーブルを作って、それにリンクする適格年金を制度設計していた。経営者との刷り合わせもあまりなかったように思います。まして、退職金規程も急造のものでした。 もう、30年以上前の話ですが。 退職金規程をきちんと見直す必要がありそうですね。 (2009.01.20 08:03:51)
先日生保の営業マンと話してたら「近い将来退職金制度はなくなる」と断言してましたが、私は税制上もこんなに有利なものはないですし、形を変えるにせよ無くなる事はないと思ってます。
問題はイマイチ中小企業にそぐわないDCやDBがどのように変わっていくかに注目したいですね。 (2009.01.21 01:12:17)
代書屋sr▼・ェ・▼さん
こんばんは。ご来訪&コメントありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ありません。 >ご苦労さまです。(笑)適年、でれば顧問契約ゲ >ットですから美味しいですよね。2年前に1件、 >やったときに顧問契約を前提にシゴトしました。 適年から顧問先になったところも数社あります。ただ、別に顧問社労士がいる会社では、適年コンサルだけというところもあります。ダブル顧問に抵抗がある会社もあるようです。まぁ、あまり無理強いすることもできませんが・・・。 >これから話があるところは、切羽詰まったところ >が多くなるはずですから、顧問契約とセットで話 >をすることをお勧めします。 ありがとうございます。適年は移行したあとでもあれこれ質問があるので、「安い顧問契約+かつかいしゅう」のセットではめ込めればいうことなしです(笑)。 (2009.01.21 22:12:48)
福岡事務所さん
こんばんは&はじめまして。ご来訪&コメントありがとうございます。 >初めまして。 >私は生命保険会社に勤務していたのですが、言わ >れてみれば、担当者が簡易な勤続年数別の退職金 >テーブルを作って、それにリンクする適格年金を >制度設計していた。 大手の保険会社はほとんどがこのパターンだと思います。残念ながら、現場の営業マンすべてが、退職金&適年に造形の深い人ばかりじゃありませんから・・・。 >経営者との刷り合わせもあまりなかったように思 >います。まして、退職金規程も急造のものでした。 >もう、30年以上前の話ですが。 そのころが適年導入のピークだったかもしれませんね。まぁ、時代が変われば、考え方も変わりますので、仕方のないことかもしれませんが・・・。 >退職金規程をきちんと見直す必要がありそうですね。 企業年金をやるために退職年金規程を作るという会社もたまにあります。もう一度、なぜ退職金を払うのか、なぜ企業年金をやるのか考えなければいけませんよね。お互い頑張りましょう。これからもよろしくお願いします。 (2009.01.21 22:17:00)
いまじんRKIさん
こんばんは。ご来訪&コメントありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ありません。 >先日生保の営業マンと話してたら「近い将来退職 >金制度はなくなる」と断言してましたが、私は税 >制上もこんなに有利なものはないですし、形を変 >えるにせよ無くなる事はないと思ってます。 私も同じ考えです。まぁ、国がこれだけ税制優遇をしているのですから、企業も使わない手はありませんよね。しかし、退職金を節税の道具に使う功罪というのはあると思いますが・・・。 >問題はイマイチ中小企業にそぐわないDCやDB >がどのように変わっていくかに注目したいですね。 ポイント制のように、貢献度により退職金額に差がつく制度でDBを実施するときは、制約が厳しいのですが、最近この辺の制約が緩和されてきたようです。なんだか、国の「変な意図」が見え見えですが・・・(笑)。 (2009.01.21 22:32:49) |
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