わくわくワークプレゼンター蓑輪が就業規則、適格年金(適年)コンサルで北陸NO.1を目指す!!

2009/01/21(水)23:21

顧問先とのコミュニケーション

営業(96)

 こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。  今日の午前中はデスクワーク。就業規則のクライアントに提供させていただいている「就業規則ハンドブック」を大幅に改定する作業を行っていた。  今の世の中を見ていると、「労使の信頼関係」はズタズタになっているように思う。労使間に厚い信頼関係が構築されていなければ、企業の業績向上はない。  社員が経営者を軽蔑しているような会社は成長しない。逆に、経営者が社員を蔑むような会社も成長しない。もし、労使の信頼関係がない会社が成長しているように見えたとすれば、それは、経営者がずば抜けた能力を持っているか、社員が我慢して働いているかの二つに一つだ。決して、「組織」として成長しいているわけではないのだ。  そこで、私は「労使の信頼関係の再構築」というのを今年のテーマにしている。組織内の風通しをよくし、出来る限り経営の透明性を高めるのが、信頼関係を取り戻すための第一歩だ。そのためのツールが就業規則ハンドブックということになる。  ある程度の形ができ、顧問先で近日中に導入予定だ。細かい内容を調整し終えたら、ダメもとでニュースリリースをしてみようと思う。田舎じゃ話題づくりが大切だからね。  さて、午後からは顧問先と一緒にハローワークへ行き、「中小企業緊急雇用安定助成金」の打合せをしに行った。端から、積極的に受注したいと思う助成金ではないが、詳しい話を聞けば聞くほど、受けたくなくなるね(笑)。これを2つ、3つ抱えてしまうと、大変だ。今日一緒に話を聞きに行った顧問先は、自社で申請するようなので、安心はしているが・・・。  そして、夜は知り合いの社長が主催するセミナーに参加。社長が立ち上げる新事業についての説明だったのだが、私の知る限り県内トップクラスの優秀な若手社長だけあって、事業計画がビューティフルだった。  で、セミナーの休憩時間での出来事。社長から突然顧問契約の打診を受ける。どうやら、今契約している顧問社労士にちょっと不満があるようで、鞍替えしたいとのこと。まぁ、たまたま私を知っているからという感じで声をかけてくださったのだろうが、本当にありがたいものだ。  社長が言うには、「手続きだけで相談に乗ってくれない」「ウチの会社がどんな事業をやっているか分かっていない」「全然来てくれない」という3点が不満なようだ。  顧問契約につながるかどうか、今後の展開次第だが、それでもこの話はとても示唆に富んでいる。  まず、何故社長は今の顧問社労士にこんな不満を持つようになったのだろうかを考えた。  私が思うに、原因は「コミュニケーション不足」以外の何ものでもないな。  コミュニケーションというのは、何も足繁く相手の会社に通って、用もないのに相手の望まない提案をすることではない。  また、こちらから情報を発信することがコミュニケーションだと思っている社労士も多い。まぁ、情報すら発信しない社労士よりはましだろうが、私は本当のコミュニケーションは相手の話を聞くことだと思っている。  つまり、件の社長が感じている不満を一言で要約すると「俺の話を聞いてくれない」ということだと思う。  顧問先に毎月送る事務所ニュースは、「私はあなたのことを忘れていませんよ」というメッセージであり、「用があったら、いつでもお話聞きまっせ」という意思表示と考えるのが正解かもしれない。  コーチングに「傾聴」という言葉があるが、同じアドバイスをするにしても、相手の話をよく聞いてアドバイスするのと、上から目線でアドバイスするのでは、全く受け取られ方が違う。社労士の顧問契約も、相手の話を聞くことがその仕事の80%なんだなぁということを社長から教えてもらったような気がする。  まだまだ、私にも不足している部分なので、今回の社長の言葉を参考に顧問先とのコミュニケーションをどうやって密にしていくかを考えていきたい。 ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ   

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