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テーマ:お葬式・法事(246)
カテゴリ:備忘録
先日、義父が他界し、無事に葬儀も終わりました。
そして死後14日以内に役所への手続きをしなければいけないものを済ませ いよいよ相続に関係するものへ取り掛かります。 これは3ヶ月以内にしないと遺産や借金などの相続権にかかわることなので 死後早めにやっておかないと後々後悔することになります。 ■クレジットカードの解約 死後、銀行口座が凍結されているのでカードで引き落とせないから大丈夫と思われてる方もいますが年会費・定額サービス・公共料金だったりが滞納という形で残ります。 引き落とされないだけで債務が増えていくのです。 必ずクレジットカード会社へ問い合わせをして解約しましょう。 ■銀行口座の凍結解除 最近では通帳がないネットバンクの利用も増えていますが、基本的にカードは手元にあるものなので銀行に連絡して凍結解除の手続きをします。銀行にも寄りますが一般的に必要書類は⇩ ○ 金融機関指定の書式の口座払戻請求書 ○ 故人の出生から死亡までの戸籍謄本(原戸籍)・・・死亡届後10日くらいかかります。 ○ 相続人全員の戸籍謄本 ○ 3ヶ月以内に発行された相続人全員の印鑑証明書 ○ 預金口座の通帳と銀行届出印 ○ 遺言書(ある場合) ○ 遺産分割協議書(遺言書が無い場合) ○ 死亡診断書 銀行口座の凍結ですが、死後すぐに凍結されるわけではありません。 銀行が故人の訃報を知るのは、基本的に家族からの申し出による場合がほとんどです。 ただし銀行は遺族からの申し出がない場合でも、新聞のお悔やみ欄、取引の過程で故人の訃報を把握することがあり、このようなケースで凍結されることもあります。 市役所等から銀行へ死亡情報の報告があるということはありません。 ただしJAなどの信用事業は地域密着で訃報が届くのですぐに凍結される可能性が高いです。 残された遺族の事を考えると遺言書を記載しておくとスムーズです。 しかし遺言書にも正式な書き方のルールがあり、自分で書くのは難しい!という方は 『公正証書遺言』をお願いして公証人に書いてもらえます。 これは遺産額によってパーセンテージが決まるので一概に言えませんが最低2万円~で 公証役場で50年間保管してくれるので安心です。 また弁護士にお願いするパターンもあり、(自筆だが書き方を教えてもらえる) これは平均20万円くらいが相場です。 最近では遺言書作成ツールなんてものもあり、下書き作成できるものもあります 遺言書なんて金持ちがやること・・・なんて思っている方がいますが、そんな事はありません。 あとから愛人が出てきたり・・隠し子がいたり・・ 貯金は少ないけど持ち家があって兄弟とトラブルになったり・・・ 何が起こるか本当に分かりません。 自分の葬儀やお墓について生前から考えて終活しておくことが 確実に自分の想いを家族へ遺す最期の使命だと思ってやっておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/02/07 11:48:46 AM
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