2010/10/20(水)19:43
この曲からジョンはポールに主導権を握られるようになった
ジョン・レノンのターニングポイントはどうやら1965年のようです。この年ジョンはポールの才能をいやが応にも見せつけられることになったのです。10月20日彼らは「恋を抱きしめよう」の録音をしたようです。この曲の評価は非常に高く約一か月前にアメリカでシングル発売された「イエスタデイ」を作ったポールが大部分を作りました。
ジョンもサビの部分を手伝ったそうです。この曲ほどジョンとポールの性格の違いがはっきりわかる曲もないのではないでしょうか。そしてこの曲はアメリカで人気が高かったようです。ビルボードで3週1位でした。
そしてビートルズの曲でプロモーション・ビデオになったのはこの曲が初めてだったようです。
時代は変わろうとしていたのです。ライブ中心だったころはジョンが作る一発録り向きの曲が合っていたのです。
しかし「恋を抱きしめよう」という曲は転調があったりしてライブではやりにくい曲だったのでしょう。実際この曲の演奏をライブで見た記憶はありません。
この曲のビデオをよくご覧ください。ポールが正面を向いているのに対しジョンは横向きで歌っています。
シングルのもうひとつのA面となった「デイ・トリッパー」のビデオを見るともっとよくわかるでしょう。
ポールは「イエスタデイ」の大ヒットにより自信満々に見えます。
ビートルズのリーダーとしてのジョンはこの後ポールに対していろいろ複雑な思いだったと思います。
笑顔のジョンはまだこの後ポールの存在が大きくなり、自分の身に降りかかってくる大きな苦しみを知り術はありません。
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