今回の「踊る」シーリーズは青島君もすみれさんも 雪乃さんの噂で 一言 出てくるだけで、まったく登場しません。
ってことで、おもしろいのかどうか半々かな?、ぐらいにしか思ってなくてあまり期待していなかったのですが・・
やっぱり日本人は「踊る」でしょ~~~!! おもしろかった~~!! こりゃ本物だ~
まさに、映画の為に切り取られた踊るテイストの凝縮版!警視庁の警視・真下正義を主人公に抜擢してのスピンオフ・ムービーです。今回は真下君だけでやってくれました。
真下君がかっこよくみえちゃいましたよ。っというか、ほんとはユースケさんはかっこいいおにいさんなのですが(笑)、キャラ的にたよりなさげ系ですからね~
前回の「踊る捜査線 /レインボーブリッジを封鎖せよ」の後を受けて、その事件の際の警視庁初の「交渉人」として警視庁の警視・真下正義がマスコミにインタビューを受ける場面から始まります。
余分な説明は一切必要なく、それから1年後のクリスマス・イブのPM 4:00 。
雪乃とのデートの交渉に苦戦する交渉課準備室のトップ真下を横目で見て、交渉課準備室のメンバーがなさけない思いで課の存続を心配している矢先、前代未聞な大事件が発生します。
「DG LINER 弾丸ライナー」と名乗る犯人はセキュリティ万全なはずの警視庁へ直接進入してアクセスしてきて、要求の交渉相手に、交渉課の真下を指名して来ます。
最新鋭の技術を駆使した 地下鉄の実験車両 「 クモE4-600 」 を犯人が乗っ取り遠隔操作によって地下鉄線路網を暴走し始めます。乗降客200万人の命が、爆走するたった1両の車両によって危険にさらされる事になります。
犯人の狙いが、身代金なのか不明なまま理由なき犯罪に錯綜し、振り回されて行きます。時期が時期だけにどうしても4.25の尼崎の事故が交錯してなにか恐怖が増して生々しく感じました。そして、はらはら、どきどきな展開の中、交渉人としての真下の冷静で淡々とした交渉技術に、最初は邪魔者にしてばかにしていた「 TTR 」という地下鉄会社の指令室のメンバーも次第に彼の手腕を認めて行きます。
いかりやさん亡き後の穴を埋めるべく、寺島進演じる木島刑事が真下と二人三脚で事件を解決いていきます。最初寺島さんはちょっと濃いかなっとちょっぴり違和感あったのですが、事件が進むにつれて、すんごいスピードで走りまくっている彼の元気モードな味もなかなか良いなっと思いました。新しい踊るの顔ですね♪
それと今回、超まじめに オーケストラのマエストロ役で出演している 某俳優Nさん が登場した途端、どっと笑いが出たのは彼の人気のたまものなのでしょうか(笑)
ハリウッドの「 交渉人 」と違って派手な銃撃戦やアクションはまったくと言っていいほどないのに、こんなに迫力があっておもしろいのは、日本人の娯楽を知り尽くした「踊る」ならではなのでしょうね。ほんと、十分楽しませていただきました。「容疑者 室井慎次」も楽しみですねo(*^▽^*)o
* 追伸 *
冒頭の室井管理官が「責任は俺が取る」いやに強調されてましたが、この映画を観た後にちらっと思ったのですが、これって、もしや次回作 「容疑者 室井慎次」 のスピン・オフにつながるヒントだったりして~(*'▽'*)
* 「 クモE4-600 」真下の敵となる開発中の試作車。
正式名称は クモE4-600。
バッテリーを搭載した自走式で、
しかも搭載コンピューターの制御システムで車輪の幅を変えて、
レール幅の違う線路にも乗り入れられるのが特徴
~おしまい~
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