「 ゲット スマート / GET SMART (2008) 」
■監督は、「50回目のファースト・キス (2004)」、「ロンゲスト・ヤード (2005)」のピーター・シーガル。 ■影の薄い主役マックスウェル・スマート役は、「40歳の童貞男 (2005)」、「リトル・ミス・サンシャイン (2006)」のスティーヴ・カレル。 ■エージェント99役は、「プリティ・プリンセス (2001)」、「プラダを着た悪魔 (2006)」のアン・ハサウェイ。 ■チーフ役は、1966年・第24回ゴールデン・グローブにおいてアメリカ上陸作戦 (1966)」で主演男優賞、「リトル・ミス・サンシャイン (2006)」でゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞で助演男優賞を受賞した、アラン・アーキン。 ■エージェント23役は、ドウェイン・ジョンソン。 ■シーグフリード役は、テレンス・スタンプ。 ■まぬけなスパイグッズの開発担当のブルースとロイドのでこぼこコンビ役は、ブルース役にテレビドラマ「HEROES/ヒーローズ (シーズン1~2) (2006~2007)」の「やった~!」でおなじみのヒロ・ナカムラ、「燃えよ!ピンポン (2007)」ではカメオ出演だった、マシ・オカ。タイムズ誌の表紙を飾った数少ない日本人の一人です。ロイド役には、ネイト・トレンス。 ちなみにこの二人、劇場未公開で2008年10月22日DVDが発売される予定ですが、スピンオフ「ブルース&ロイドの ボクらもゲットスマート (2008)」に主演しています(笑)
40種類もの言語を自在に操り、テロリストたちがふと漏らした家庭の揉め事からさえも重要情報を読み取る凄腕の分析官。その驚異の分析能力ゆえに、エージェントへの昇格を見送られたマックスウェル・スマートを演じるのは、「40歳の童貞男 (2005)」でふさふさの体毛を体を張って流血しながら痛~い脱毛シーンで笑わせてくれたスティーヴ・カレルですが、今回も随所の痛いシーンで笑わせてくれます。 コメディだからと言ってスパイアクションがずっこけなわけでもなく、本人はいたって大真面目なのに(笑)、ものすご~っく笑えるシーンが多くて楽しめます。 コテコテのずっこけコメディ路線ではなく、どこかチャップリン的な笑いを思わせる無表情な笑い路線というか、B級スパイ映画ながらもやるときゃやる的な部分もあってなかなか私的に好みのテイストでした。 犯罪組織カオスに極秘諜報機関コントロールが襲撃されエージェントのデータがすべて盗まれる事態になったことから、スパイへの道をあきらめかけていたスマートが顔が割れていないと言う理由からエイジェント86として、もう一人の整形手術によって新しい顔を手に入れた為顔がわれていないアン・ハサウエイ演じるエージェント99とともにカオスに盗まれた核物質の行方を突き止め進行中のテロ工作を未然に防ぐという壮大な極秘任務を任されることになって張り切るのですが、おおまじめなスマートが得意の痛い失敗で笑わせてくれます。 この作品はアメリカの人気テレビ番組「それ行けスマート(1965~1970)」の映画化「それ行けスマート/世界一の無責任スパイ(1989)」のリメイクのようです。 日本では未公開でDVDスルーですが、「HEROS」で逆輸入的に有名になったマシ・オカとネイト・トレンス演じる、ブルース&ロイドのでこぼこコンビのスピンオフ作品「ブルース&ロイドの ボクらもゲットスマート(2008)」も作られていますね。ちょっと観てみたいかもぉ~
~おしまい~
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