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カテゴリ:セミリタイア生活
バレンタイン・ボリウッド・パーティーは賑やかだった。 6時から真夜中までのパーティーで 私達は道に迷って、6時半に到着。 『遅れた』と急いで入った会場はガラガラだった。 インド人も中国人と同じく時間厳守ではないようだ。 アメリカで「カラード・ピープルズ・タイム」と言うと 時間にルーズな黒人をステレオタイプ化した俗語だが インド人・中国人もその類に入るようだ。 何事もゆっくりしたハワイの人達はハワイアン・タイム。 アメリカではパーティーに5分ほど遅れて到着するのが エチケットとされている。 どうも時間にきっちりとしているのは日本人だけのようだ。 受付でチェックイン後、指定されたテーブルに着いた。 キャッシュ・バーの横には バイキングスタイルで前菜が各種並べてあった。 どれもスパイスが効いていて美味しかった。 舌が痺れるような辛さではなく 深い味わいの料理が多かった。 ベジタリアンメニューが多い中 7時過ぎから続々参加者来場。 私の胃腸科専門医(長~いスカーフの男性)も 夫人と来ていた。 アメリカにはインド人の医師が多い。 (此の辺には韓国人の医師も多い。 私の内科医は韓国女性だ。) 兎も角このパーティ会場の客半分は医師だろう。 パーティー開始の一時間半後、 7時半からプログラムが始まった。 歌手(?)が男女二名…次々とインドの流行曲を歌った。 スピーカーからの爆音級ボリューム音で 隣りに座った人とも耳元で大声を出さないと 会話ができない程の五月蝿さだ。 ドクター達が沢山いる会場なのに 皆、音響外傷も気にもせずに踊っていた。 誘われて私も踊った ダンスフロアで踊っている間は音響が酷くても 気にならないことを発見した。 踊りが一段落したところで (聞く側にとっては罰ゲームのような) カラオケ・ゲームが始まった。 テーブル毎にランダムに流れてきた曲を歌って 審査員三人が採点すると言うゲームだ。 私達(非インド人グループ)テーブルには インドの歌が分かる人はいない。 英語の歌をリクエストしたら 私達に馴染みのないラップ・ソングが流れた。 これに友人の一人が切れてしまった。 彼女の夫は歌自慢で家でもカラオケを楽しんでいる。 イントロを聞いただけで曲を当てる名人だそうだ。 だから彼女は私達のテーブルが勝てる自信があった。 他のテーブルはインドの歌を大声で歌っていたが (耳が痛くなるような) 音程が外れた酷い出来だった。 優勝したテーブルは歌に合わせてダンスをして 得点を稼いだようだ。 (このグループは去年も優勝したそうだ。) 賞品はインド料理レストランの招待券だった。 カラオケゲームの勝ち負けに本気になったのが テニスが大好きで、負けず嫌いな夫でなく スポーツを全くしない大学の先生、 中世イタリア文学研究をしている 大人しい妻の方だったのが興味深い。 彼女は不公平な扱いを許さない性分なのだろう。 テニスのプレースタイルに人柄が現れるが お遊びゲームでも 本当の性格が出るようだ。 9時半にメインコースが用意された。 私は8時過ぎに食事をすると消化不良で 夜 熟睡できないので一口も食べなかったが ジョンはどれも美味しかったと言っていた。 歌もダンスも楽しまないジョンには 騒音で落ち着いて会話ができないパーティーは 責め苦だったようだ。 彼は会費だけでも取り戻そうと 私の分もしっかり食べていた。 (美味しい料理で良かったね~) 次回はジョンの代わりにランドンを連れて
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