テーマ:お勧めの本(7204)
カテゴリ:本
雨が降る音って、どのように聞こえますか? この絵本では、「ぽぽぽ」「ぴと ぴと ぽとん」 「さあ さあ さあ」など、ユニークに表現されています。 雨の日のお出かけはちょっぴり憂鬱に感じてしまいますが、 お気に入りの傘を差して、長靴を履いて、 雨の音を聞きながら歩くと楽しくなりそう。 じっと耳を澄ませていると、色々な音が飛び込んでくるかもしれませんね。 「はじめて出会う絵本シリーズ」から届いた、梅雨の季節にぴったりの一冊。 歌人でもある作者ならではのリズミカルな言葉と、 それを彩る雨粒一粒一粒の豊かな表現に、心が晴れ晴れしますよ。
大事なものって、なかなか使えなかったりしますよね。 この絵本に登場するおじさんは、黒くて細くてピカピカ光った傘を、 とても大事にしていました。出かけるときは必ず持っていくほどです。 でも「傘がぬれるから」といって、雨が降ってもちっとも傘を差しません。 そんな、少し変わったこだわりを持つおじさんですが、 小さな男の子と女の子が口ずさんだ歌がきっかけで、 気持ちに変化が表れます。そして・・・。 ひょうひょうとしたおじさんの表情もとてもユニークで、 親子で笑いながら楽しめそう。雨が降る中、 大事そうに傘を抱いて走っているおじさんがいたら、ひょっとして・・・?
今日は雨降り。それでもぞうくんはごきげん。 かばくんを散歩に誘うと、お池の中ならいいよ、と言われ、 2匹は池の中を歩き出します。ところがお池はだんだん深くなって、 泳げないぞうくんは困ってしまいます。 するとかばくんがぞうくんを背中に乗せてくれたのですが、 進んでいくとまたまたお池は深くなって……。 ご存じ『ぞうくんのさんぽ』の36年ぶりの続編です。 簡潔な文章と抑えた表現の絵が、子どもたちの想像力をふくらませます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.20 09:37:43
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