テーマ:お勧めの本(7204)
カテゴリ:本
ある夜、家族が寝静まった家の中で、 ただ一人眠れずに目がさえていた女の子は、 窓からのやさしい風に誘われて屋上へ上がります。 昼間は家族の生活の場でもある屋上には、 どこまでも続きそうな夜空が広がっていて・・・。 やさしいタッチの挿絵とシンプルな文章が、 夜風のようなふんわりとした気持ちを運んでくれます。 みなさんも、眠る前にこの絵本を読むと、女の子のように、 屋上のベッドで眠りたくなるかも。 眠れない女の子の様子に気づいたお母さんがそっと見守る姿など、 静かな夜のワンシーンでありながら、昼間のにぎやかな家族の様子も伝わってきます。
空を泳ぐ雲は、見るたびに違ったカタチをしていますね。 「あの雲、カリフラワーみたい」「あの雲はイワシかな?」などと、 雲のカタチをあれこれ想像したことのある人も多いのでは? この絵本では、そんな雲について、楽しく分かりやすく紹介しています。 たとえば、「カリフラワーみたいな雲」は「積雲(せきうん)」、 「イワシみたいな雲」は「巻積雲(けんせきうん)」というのが、正式な名前。 ほかにも、雲にまつわる外国のことわざや言い伝えなどが コミカルなイラストとともに描かれ、見れば見るほど、 空を見上げるのが楽しくなる一冊です。
「なぜ、夜は暗いの?」「お空に果てはあるの?」 「それとも、果てはなくて、どこまでも星空が続いているの?」 子どもが初めて出会う、宇宙についての疑問。 この絵本では、そんなスケールの大きな疑問に、 真昼の星を見ることが大好きな科学者である作者が、 身近なものの例を挙げながら、わかりやすくひもを解いてくれます。 作者は小さい子どもが抱くような疑問に正面から取り組むことによって、 “宇宙の深遠な真理”に導かれるというスリリングな体験を味わって欲しくて、 この絵本を作ったそう。 紺や黄など、色のコントラストも目を引く一冊ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.11 09:59:16
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