カテゴリ:セルフヒーリング
前回の続きではありますが、 何とも過激な題名であります。 自慢自信ありありの娘依存の私が、 初めて娘を捨てたあれこれの体験です。 前回と同じく、更年期だな~・・・と皆に言われ続けた不調の日々。 一番苦しかったのが無気力感。 お仕事お休みの日はもうとにかく一日中寝てる。 なんにもしたくない。気力が湧かない。 どう頑張ってみても途中で投げ出したくなって座り込む。 深いため息と同時に涙が出てくる。 でね、そんな私を見かねた娘達が優しい言葉を掛けてくれるわけですよ。 「寝たかったら好きなだけ寝てていいから。」 「ご飯したくなかったらお弁当買ってきて食べよう。」 「部屋が散らかってても死なないから。」 そしてこっそり部屋を片付けてくれたり、 母お弁当何が食べたい?と明るく聞いてくれたり、 うとうとしてるとそっとテレビの音量を下げてくれたり・・・。 そう、いつも私の自慢話はそんな娘達なのです。 自分の自慢話は無いけれど、 娘自慢は一晩では終わらないほどの子離れできない親。 いやだがしかしだ。 この娘に対する想いが私をずっと苦しめてたのだとは誰が言ったのでしょう。私です。 優しい理解のある言葉を掛けてくれるたびに、 私は安心するどころか苦しくなり重い体を起こして、 とにかく夕食だけでも・・・と頑張って作ろうとしました。 彼女達が不自由の無いように洗濯だけでもせめて頑張って・・・。 彼女達にこれ以上心配掛けたくないからせめて元気な振り・・・。 そのくせしんどいオーラをちらつかせては深くため息。 やっかい極まりないウザい母。 そんなスパイラルに落ち込んでいる時、 私は本当に彼女たちの事を想ってしていることなんだろうか・・・。 と今まで疑うことのなかった疑問が、 ぐるぐる渦巻くように頭の中を駆け回り、 胸の真ん中が何かにぎゅっと掴まれたような痛みがありました。 そして気付いてしまったのです。 私は彼女達を想ってしていることなのかしら。 本当の本当の奥は、 私にとって彼女達に嫌われることが一番の恐怖で、 それを回避したいから頑張ってきたのではないかと。 娘達に嫌われたくない。 娘達に軽蔑されたくない。 娘達に見捨てられたくない。 そして、 娘達に好かれたい愛されたい。 娘達に尊敬されたい。 娘達に頼りにされたい。 出てきた出てきた娘達に対する見返り欲しい愛されたいあれこれ思考。 深い深いところに、こんな執着が隠れていたなんて驚きです。 でね、こんなまたとないチャンスを見逃すものか! あたしゃとことん追い込まれると潔いのだ。 の勢いで執着とも言えるずっと大事にしてきたこの想いも一気に捨ててしまいましたとさ。 娘達に嫌われてもいい!全然平気。 娘達に軽蔑されてもいい!全然平気。 娘達に見捨てられても・・・もういい!一人で全然生きていけるも~ん! 私の娘達に対する愛されたい想い全部捨てた~~!!! するとなんということでしょう・・・。びふぉ~あふた~。 捨てた瞬間ブーメランのように返ってきた感覚。 前回と同じ、もともとスピリットのところには在ったのです。 それは何があろうと変ることの無いもともとここに在る想い。 嫌われようとも見捨てられようともびくともしないもともと在る想い。 娘達を愛している。ただ愛している。それだけ。 もともと在るのでそもそも失うことも無い。ここに在る。 あの感覚に包まれた時、言葉を失いました。唖然としました。 うとうとしていた感覚が、鮮明に眼を覚ましたような衝撃でした。 胸の真ん中がどんどん広がりました。 体の感覚が目の前の全てにありました。 そしてその中に包まれていると、 娘達と私を分離しているものは何もありませんでした。 娘を愛してるとか自分を愛しているとか、 そんな分離の感覚は何一つ存在していません。 全てがもともと在ったのです。 うまく言えないもどかしい。 今でもこの感覚を想い起こすと全部に包まれるようで涙が出てきます。 そしてその瞬間から私は全くの遠慮なく娘達に存分甘えることができました。 お休みの日の母は世界一ぐ~たら母だ参ったか! 娘達を困らせるほどの我がまま三昧を心から楽しめました。 これは体に心に、大変効果がありました。 自然に、本当に自然に、 あれほど辛かった家事全般を少しずつこなせるようになりました。 そして今は、以前にも増して娘達の夕食を作る時間が何より楽しくなったのです。 愛されたいから、見捨てられたくないからではなく、 何かの見返りだとかそんなこと何もなく、 私は娘達の夕食を作ることが単純に心から楽しいからしていたんだと理解できました。 依存だとか依存じゃないとかそんなこともうどうでもいい。 自立ってきっと、愛して愛して、 そして何も一切期待しないことなんだと。決して失わないことなんだと。 私はちゃんと自立した中で居るんだと。 娘達に、あんた達に見捨てられる前に捨ててやったどっ!すっとしたわい! とわざわざ宣言することもなかったのですが、 やっぱり何か感じとったのでしょうか。 今まで以上にリラックスしたような感じで、 テレビ観ながらうとうとする私を、 遠慮なく「起きろ!」と親切かつ乱暴に今は起こしてくれます。 部屋の散らかりようを見渡しては、 「ほらここ~!埃が~。」と憎たらしい姑のようにあれこれ指摘します。 ただいまを言う前に、 「お腹空きました!すぐ食べます用意して下さい!」 と食堂のおばちゃんとして一層無愛想に扱ってくれます。 その瞬間その瞬間、存分にぼやきほざき抵抗するぐ~たら母が居ます。 娘を愛していると感じていたのは、 自分の中にもともと在る、私を愛している感覚を楽しんでいることだと気付いた今は、 嫌われたくないもっと認められたい愛されたい! そんな分離感の恐怖や執着は欠片もありません。 肩に背負い続けた重い重い荷物を、やっと降ろしたような爽快感で、 好きなだけ母を上から目線で指摘すればよいわよ状態を楽しんでいます。 彼女達が私から離れてこれから何処へ行こうがもう平気です。 母をさっさと捨てて、存分に自分の人生を楽しみなさい。 そう心から伝えてあげようと想います。 何も失うことの無い彼女達に向けた想いが、私の中には在るのだから・・・。 Leap Soul セッションメニュー 今に迷い、今を変えたいと感じたら、 あなたを一番良く知るあなたのガイドと話をして下さい。 スピリットガイド・セッション 天国の最愛の人からあなたへ伝えるミディアム(霊媒)メッセージ ミディアム・セッション 天国に旅立った小さなアニマルパートナーがあなただけに教えてくれること ペットロス・カウンセリングセッション セッション体験談 リコネクションリコネクション体験談 私目線主義主張満載のFacebookお友達申請お待ちしてるざんす♪ Satsuki Watanabe お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015.04.15 17:09:13
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