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テーマ:最近観た映画。(40089)
カテゴリ:いろいろ
テレビでやってましたねえ。
私、昭和40年生まれなので、この映画の時代の昭和32年前後は生まれていないのですが、この映画の絵の中のものをものっすごくなつかしく感じます。 私の一番古い記憶は、ベビーベッドの中で差し出されたミルクの哺乳瓶を首をふって「いらない」というものです。自分で哺乳瓶を持てたと思うのと、弟の存在がなかったので(弟は42年生まれ)1歳ちょっとの頃の記憶かな?と思うのですが… その次の記憶からは、弟が必ずいるので、2歳以降の記憶ですね。 さて。 私は、第二次世界大戦中の映像も結構見るのですが、さすがに昭和20年代の映像はなつかしいとは思いません。ところが、30年代になると突然見覚えのあるものが増えてくる。 たぶん、私が幼かった頃に家の中にあったものは、その前からあったにしろ昭和30年代から4年代には一般家庭に当たり前に浸透したものだと思うのですね。 つまり、スパンとして20年近く、家庭の中でつかわれているものは基本的に変わっていなかったのでしょう。 れんたん火鉢とか、セルロイド(?)の洗面器。金属製の金色の金だらいを小さくしたような洗面器もあったなあ。 手でぐるぐるとローラーをまわす電気洗濯機の脱水機というより絞り機。 後ろに黒い網がついてる冷蔵庫。その中の製氷機は金属製でレバーがついてました。 テレビには4本の足がついてて、見たい番組の5分前には電源をいれてた。 この辺は40年代前半からかもしれません。 そうそう、電話は、ダイヤル式の黒電話。しかも小学4年生くらいまで、家に電話ってなかったし。 印象では50年代から生活が変わり始めた気がします。 マクドナルドや、プッシュ式の電話。ラジカセやウォークマンで音楽が身近なものになり始めました。VHSのビデオデッキって、20万円したんですよ。でも、各家庭に浸透し始めたのはこの頃です。テレビはリモコン式になっていく。 でも、昭和50年代のものって、平成にはなつかしいものになっていたような気がします。 ひょっとすると、昭和のものってのは、日本人のDNAのどこかに刷り込まれているのかもしれません。 なんだかずっとみていたくなる。 その道具のそばにあった日常を、自分の手で感じたくなる。 浦沢直樹氏の「20世紀少年」の中で、昭和を復元した町を作った世界大統領。 クレヨンしんちゃんの映画で「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」では昭和で時代を止めようとする敵。 そして、もし本当にそんな場所があれば、その中にひたってみたい、って思う自分がいるのですね。 …うーん。 …ちょっと疲れてるなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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