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Dear My Honey,
12月27日から1月4日までの日本での滞在を無事に終え、honey は1月5日にアメリカへと私よりもひと足先に帰っていった。honey を交えて家族とともにとても素敵な時間を過ごすことが出来、私にとっても思い出深い冬休みを過ごす事が出来た。 28日(日) 午前中より、honey を連れて母と妹と3人で、母方の祖母の家へ行き、お墓参りへ行く。その後、祖母のお正月の準備の買出しや手伝いで、忙しくなる。祖母がそのお礼にと、私たちをお魚屋さんが経営しているという回転寿司屋に連れて行ってくれた。回転寿司というものを見るのも体験するのも初めてのhoney は、その回るテーブルとそれにのって運ばれてくる様々なお寿司やおかずを珍しそうに、そして興味深そうにしばらく眺めていた。そして、時より口へ運ぶお寿司に“おいしい!”“おいしい!”の連発で、舌鼓を打っていた。そして、祖母と別れた後、今度は明日のお餅つきのお米や道具の準備をするために、父方の祖父母の家に立ち寄った。 29日(月) 朝ごはんを食べた後、私とhoney のアメリカからの友人が、今日から1月4日までうちに遊びに来るというので、その用意を済ませた後、父方の祖父母の家に行き、お墓参りを済ませて、お餅つきの支度をした。そして、いよいよお餅つき・・・。色々なところから、親戚がこの日のために帰ってきた。うちのお餅は杵でつくので、当然の事ながら、honey にとっても友人にとっても珍しかっただろう。そのせいもあってか、彼ら2人でお餅を全てついてしまうほどの始末だった。もちろん、つきたてのお餅を丸めることも教えた(うちの地方ではお餅は丸餅なんです)。これまたとっても珍しい体験だったみたいで、終わった後で聞いてみると、なんでもお持ちつきだけで30枚近い写真を撮ったという。親戚はもちろんお餅なんかどっちでもよく、むしろ私とhoney のことのほうに興味津々で、私はまるで、まな板の上の鯉状態だった。その日の夕方からは、家族親戚一同が集まっての大忘年会。そこへまた、新婚旅行から帰ってきたばかりのいとこが成田からそのままうちに飛び入り参加でやってきたから、これまたびっくり!とにかく話題の欠かない大盛り上がりの忘年会だった。 30日(火) 来て早々忙しい時間を過ごしていたので、やっと私の故郷をhoney に見せてあげられる時間が出来た。私のまちは城下町なので、その静かな町並みをひとつひとつじっくりと丁寧に説明しながら歩いてみて回った。私にとっても久しぶりの町並みだったので、時間が過ぎるのを忘れて歴史と昔の思い出に酔いしれていた。“今まで自分が見たことも聞いたこともない言葉では言い表せない不思議な時空にいる。まるで昔の日本にタイムスリップしたみたい。白壁の影から今にも侍が出てきそうな気配がする。”と、honey がしきりにそう繰り返していたのがとても印象的だった。 31日(水) いよいよ2003年もこの日が最後。朝からの御節の準備と年越しそばの準備で、家の中はごった返していた。もちろんhoney にも手伝ってもらった。そして午後からは、台所のほうは母達に任せ、私たちは昨日の観光の続きへと出かけた。夕食には、親戚からもらったぶりとふぐの刺身が今年最後のテーブルに花を添えた。ふぐなんぞ食べた事のないhoney. 食べられる魚ではない。毒をもっているので食べると死んでしまう。そう教えられてきたhoney は恐る恐るふぐを口にしたが、こんなに美味しい魚とはと驚いていたのが印象的だった。皆で紅白を見ながら夕食を頂き、その後、除夜の鐘を突きに近くのお寺へ行った。Honey は、鐘をつき、その音色をじっと聞きながら、厳かに2003年に別れを告げていた。 今日はここまで。この続きはまた次回のお楽しみです。さて今度は何が起こることやら・・・。 Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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