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カテゴリ:図書ルーム
中学の時、部活の先輩が 当時、石森章太郎を好きだった。 絵が上手く、マンガも描いてた。 絵のタッチが石森章太郎だった。 でも真似ではなく、彼のものだった。 サラサラサラ‥ 気持ちよく丸ペン、Gペンを ケント紙に滑らせていく。
好青年の2つ上の先輩に 恋をした、尊敬に近い恋でした。 今思うと友達以上恋人未満。 微妙に関係が動くような 時々、男であると主張して 距離を近づけてみたりする先輩。 私はいつも友達を連れていった。 話す事が幾らでもあって いつまでも皆で喋って楽しく過ごした。
兄の年齢に近い先輩だったので 家ではムッツリと話も返事もない 兄の代わりでもあったかもしれない。 勉強が分からなくなってきて 不安で面白くなくなってきて 学校に行く憂鬱も増えてきた頃 私は、その部活で笑っていた。 放課後が待ち遠しくって 男部員しかいないような部に 女子一人で部活に参加してた。
皆、妹や弟がいる先輩ばかりで 優しく部活指導をしてくれた。 何だか判らないけれど希望が そこには輝いていた。 競争のない、自分のペースで 目標に向える時間は有意義だった。 慌しい競争ばかりの時間の中で 息苦しくなった時に思い出していた。 小学生時代よりも少し大目に見てもらえて 信用してもらえる時間の猶予。 平和で幸せな戦いだった。 by.U^エ^U 前日記を読む つづきを読む 人気 blog ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.25 20:41:47
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