●店長の自転車活動報告●

今年の桜は、咲き始めと満開と花吹雪と葉桜が一緒にやってきたと言って良いほどに、せわしい春となりました。春の嵐のような天候が続き、なかなか春らしい麗らかさには出会うことができないままでいます。仕事合間のわずかに残された時間を割いて、春を探しに出かけました。

昨日の春の嵐の余韻を感じながらの出発となりました。空はどんよりと曇り薄暗く、時には雨も降ってきます。気温も低く、肌寒さを感じながらのライドとなりました。

MTBにて、高丸の上りをこなし北山貯水池まで走ります。仁川の山沿いはいたるところに桜が咲いていて、走っていても飽きることはありません。ゆっくりとペダルを回しながらも、今年の貴重な桜を鑑賞します。神呪寺の桜も北山貯水池の桜も満開となっていて、それは見ごたえがありました。多分、このチャンスに巡り合えた方はそう多くなかったかと思われます。

そして、昨日の目的はお花見ともうひとつ、練習用のトレイルを探すことです。近場で、初心者でも気持ち良く走ることのできるトレイルを探しました。先日、お客様から聞いていた情報をもとに、その場所を確認しに走ったのです。

何十年と走り込んでいる六甲山エリアなのに、不思議とまだ走ったことのないトレイルに出会うことができるとは、感動ものでもあるのです。

私の場合、一旦走ることのできるトレイルを見つけると、そこに執着してしまう悪い癖があります。もっと、柔軟に考えさえすれば、ここかしこに極上のトレイルがあることに気がつくはずなのに、そうはなかなか巧く行きません。

そして昨日は、そんな残されていたびっくりポンのトレイルを発見しすることができたのです。しかし、そこは常連さんにとってはさほどびっくりするようなところではないみたいなのですが・・・私にとっては盲点でした。

写真を見れば、知る人は知るで、すぐにも場所を特定できそうです。

私の条件としては、まずお店に近いこと。
そして、ハイカーがいないこと。
そして、勾配がそこそこ緩く中難度のガレ具合であること。
そして、途切れることなく連続して走ることができること。
などです。この条件が揃えば練習には持って来いです。

まさしく、昨日走ったトレイルはこの条件にぴったりと当てはまります。早速、今度の練習会に使いたいと考えています。

新たなトレイルを発見すると、無性に走りたくてしょうがなくなる店長でした。