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カテゴリ:リアル
『幽玄』と言う言葉がありますね。
中学か高校で古典の時間に習いました。 古典が苦手で、短歌も俳句も全く理解できない私には、未だに意味がわかっておりません。 ただ、『幽玄』と言う言葉の字面や響きが何となく好きです。 今日、仕事中に喫煙室で煙草を燻らせて、窓からぼんやり景色を眺めておりました。 近くの山の景色がとても綺麗だったのです。 山の麓が雲に覆われ、上の稜線だけが真っ白な曇り空に薄墨色に浮かび上がっていました。 上から見ると。。。 真っ白な空、くっきりと黒い稜線、薄墨色の山肌、白灰色の雲、そしてグラデーションのように徐々に薄れて麓の町並みが霧の中にぼんやりと見える。。。 そんな感じでした。 『山』と言いましたが、一応小さいながら『山地』なので、幾つもの小さな山が重なっており、申し合わせたようにどの山の頂上もくっきりと黒く浮かび上がっておりました。 綺麗でした。 ふと。。。 『ああ、これが幽玄ってやつだな。』 とおよそ見当違いな事を考えていました。 そう言えば、初めて『幽玄』と言う言葉が頭に浮かんだ景色も同じ山でした。 その時は積雪で真っ白になった山が、やはり白灰色の雲に覆われていたのです。 (因みにそんな積雪、数年に一度見れれば良い方です。) 高校生の頃だったなぁ。。。 うーん;; やっぱり『幽玄』の意味がわかっていない気がする。 今日は朝から資料作り、ユーザからの電話も生返事で資料作り。 延々作業をしていました。 20:00頃に降参、帰り支度を始めました。 廊下で何もないのにつまずいて、ずっこける程、ふらふらしてました。 デスクワークなのに何でそこまで疲れるかな?私 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 6, 2006 09:45:02 PM
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