2011/04/26(火)14:41
被災地の桜
この間の日記で書いたのは地震当日の覚書ですが、震災直後の生活はといえば・・・
1.ライフラインが整っていないのですっぴんの人が多かった。
(心の余裕もないし、水が出ないので顔が思い切り洗えないし・・・)
2.出かけるときは完全防備。
リュック、スニーカー、帽子、飲み物を持参。
(交通機関が機能していないので基本徒歩を覚悟して。)
3.よっぽどの用事がなければ家で過ごす。
(家族の居場所がわかるように)
4.寝るときもパジャマは着用しない。
すぐ避難できるように玄関に持って行く荷物をまとめておく。
車に非常持ち出し用の一式を積んでおく。
・・・・こんな感じで生活しました。
一ヵ月半たち(もっと経ったような気がしますが・・・)仙台では少しずつ普通の生活に戻りつつあります。
やっと、何人か集まると「あの日」のことを話せるようになりました。
GWからテニスを始めようかと、この日曜日には地震でひび割れたテニスコートをテニス部員で修理しました。
不安を抱えながらも普通の生活に戻る努力を始めています。
今東北はどこも桜が満開。
仙台はもう終盤ですが、石巻は今まっ盛りです。
夫の通う石巻専修大学の桜並木も満開。
毎年市民の方々に開放して、お花見の名所になっています。
今年は桜並木の向こうのグランドにたくさんの色とりどりのテントが。
石巻市の災害ボランティアセンターになっている大学には、日本全国からたくさんのボランティアの方が来てくださり、テントで寝起きしています。
まだまだ寒い東北の3月、4月にテント生活は厳しいです。
本当に頭が下がります。