九州新幹線長崎ルートでレール敷設作業開始
2022年度の(暫定)開業を目指している九州新幹線長崎(西九州)ルートで、30日からレール敷設作業が開始されました。今回作業を始めたのは佐賀県嬉野市に建設中の嬉野温泉駅の予定地から長崎県との県境付近にある俵坂トンネルまでの17.5Kmです。嬉野温泉駅予定地では『発進式』が行われ、レールを敷設するための大型機械から新幹線用のレールが送り出されました。このレールは新日鉄住金八幡製鉄所で製造され、船で一度佐世保まで運んでから嬉野温泉駅付近にある今寺軌道基地に運ばれました。今後は1日当たり600m~800mのペースで約2週間かけてレールが敷設されます。さらに長崎県内にも整備拠点を設けてトンネルや橋脚工事とともにレールの敷設作業を進めていくそうです。嬉野温泉は九州でも有名な温泉地ですが、現在鉄道が通っておりません。新幹線ができると県内外からより多くの観光客を集めることができると思います。さらに新鳥栖~武雄温泉間をフル規格にすると本州からも多くの観光客を呼べます。長崎ルートが1日でも早く、フル規格で全線開業するといいですね。それでは、今日はここまで。