テーマ:福岡・博多情報(630)
カテゴリ:九州の話題
時代が平成から令和に代わっても日本伝統の祭りは変わらずに各地で行われています。
国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている 博多祇園山笠も例年通りに各種行事が行われ、 今朝ついにそのフィナーレである追い山を迎えました。 例年、追い山のテレビ中継は地上波では福岡やその周辺しか行われませんが、 全国ではBS放送でも中継を行っているのでその恩恵に預かることができます。 NHKとRKBの中継は毎年BS(BSプレミアム、BS-TBS)でも放送されるのですが、 今年は連休最後という日の巡り合わせがよかったのか、令和初のためなのか分かりませんが、 KBCの中継もBS朝日で放送されていました。 4時台にはすでに各局の中継が始まっておりましたので、 チャンネルを何度も切り替えて見ていました。 そして午前4時59分、今年の一番山笠である千代流の舁(か)き山が 博多の総鎮守である櫛田神社に入り、一番山笠にだけ歌う事が許されている 『祝いめでた』を披露し、再び博多の街へ走り始めました。 以降5分おきに残り6つの『流』が舁き山を走らせ、 最後は『走る飾り山』として定着した上川端通の飾り山が 白い煙を出しながら櫛田神社へ入って行きました。 舁き山は博多区内にある東長寺、承天寺を経由して、 大博通りのような広い道路から細い路地のような道路を通り、 須崎町にある廻り止め(ゴール)へ向かいます。 廻り止めでは毎年、隣接している博多銘菓・鶴の子等を製造している石村萬盛堂の本店で タイムが計測されているのですが、今年は建て替え工事中のため、 プレハブ小屋が建てられて、そこで計測を行っていました。 山笠が終わると博多の街は夏を迎えると言われていますが、 今年は梅雨入りが遅れ、その影響で梅雨明けもずれ込んでいます。 早く梅雨明けして名実ともに夏が来るのはいつになるのでしょうか? それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月15日 21時36分17秒
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