九州出身者がつくる九州情報館。

プロ野球パリーグは日曜日までで5球団との対戦が一巡しました。
敵地でオリックスとの6連戦を戦っていたソフトバンクホークスは、
土曜日の時点で4勝1敗と勝ち越しを決めており、もう1勝しておきたいところですが、
オリックスの日曜の試合の先発が好投手の山本由伸ということもあり、
厳しい戦いが予想されました。

実際に試合はホークスの先発である二保とオリックス先発の山本由伸による
息詰まる投手戦が展開されました。
3回裏に2死満塁のピンチを背負った二保でしたが、続く打者を内野ゴロに打ち取り、
大きなピンチを脱することができました。

その後も0-0の緊迫した展開が続く中、試合は7回表に入りました。
ホークスはこの回先頭の上林が2塁打を放ち得点圏にランナーを進めると、
柳田のタイムリーで先制しました！
なおも無死2塁から4番・中村の今季第1号2ランが飛び出しました！

これで二保は勝利投手の権利を持った状態となりました。
7回裏は高橋礼がオリックス打線を無失点に抑えました。
ところが8回裏にモイネロが余計な2点を与え、1点差とされてしまいます。
しかし9回裏は森ァテが三者凡退で試合を締めて
3-2でホークスが投手戦を制しました！
二保は2勝目、森は5セーブ目です！！
そしてチームは3連勝でこのカードを5勝1敗で終えました！

相手がパリーグはもちろん、日本球界でもトップクラスの好投手だけに
なかなか打ち崩すのは難しいと思いますが、わずかなチャンスを逃さずに点を入れ、
中村に至っては今季初めて山本由伸からホームランを放ったバッターになりました！

そしてその山本由伸と投手戦を演じた二保は、
「相手ピッチャーが良いということは分かっていたので、
できる限り少ない失点でと思っていた。
試合を壊さず投げ切ることができてよかった。
（3回裏の）ピンチを無失点で切り抜けられて、
そこから自分のリズムで投げられた。」
と振り返っていました。
開幕時点ではローテの6番手とか調子が悪ければ2軍の誰かと入れ替えなどと言われ
ホークス先発投手陣の中ではあまり期待されていなかった二保でしたが、
山本由伸との投げ合いで勝ったことは大きな自信になったことだと思います。

火曜日から6連戦の2巡目が始まりますが、
オリックスとの試合で大きな自信を手に入れたホークスが
さらに快進撃を続けてくれることを期待しています！

それでは、これにて失礼。