カテゴリ:福岡ソフトバンクホークス
ソフトバンクホークスは16日の試合後、
川村隆史コンディショニング三軍担当がこの日、 遠征先の神戸市内でくも膜下出血のため急死したことを発表しました。 享年55歳の若さでした。 川村コーチは1992年からホークスのトレーナーとして入団し、 コンディショニングコーチとして長年にわたりチームを支え、 毎年新人合同自主トレでルーキーたちの面倒を見てきました。 工藤監督とは現役時代にホークスに移籍した時からの旧知の仲であり、 全幅の信頼を寄せていました。 訃報は敵地で日本ハムと戦う工藤監督やコーチ陣に試合前に伝えられましたが、 試合開始前の時点で選手たちには知らされていませんでした。 多くの選手がショックを受けることを想定した球団の配慮だと思います。 試合では初回ホークスが相手のミスで1点を先制しますが、 2回裏に先発の二保が余計な3点を与えてしまいます。 しかし6回表に2死満塁から川瀬のタイムリーで1点を返すと、 7回表に1死満塁から柳田が四球を選び押し出しで同点となり、 続くデスパイネの2点タイムリーで勝ち越しました! 投手陣は5回途中から泉が投げ、その後高橋礼→モイネロ→松本と無失点でつなぎます。 9回裏に森が余計な1点を与えますが1点差を守り切り、 5-4でホークスが逆転勝ちしました! 高橋礼は4勝目、森は21セーブ目です!! そして試合後、選手たちは緊急ミーティングに呼ばれて 三笠GMから川村コーチの訃報が伝えられました。 工藤監督はその緊急ミーティングの中で、 「元気に頑張っている姿が僕の元気になっていた。 こんな形でお別れになるとは・・・。 『絶対に勝つぞ、天国に届ける』という思いでやりました。 川村くんが天国から力をくれたと思います。」 と涙ながらに語りました。 中には涙を流す選手もいました。 平和台時代、まだホークスが弱かったころに入団した川村コーチは、 その後常勝軍団に変わっていったチームを長年にわたり支えてきました。 あまり表舞台に立つことはありませんでしたが、多くの選手に慕われてきたことは、 訃報に際し涙を流した選手がいたことを見ると分かります。 首脳陣も川村コーチに白星をささげることができて安心したことだと思います。 だからこそ、今年は選手たちも一丸となってリーグ優勝奪回を果たして 川村コーチの墓前に報告してもらいたいと思います。 最後に、川村コーチのご冥福を心よりお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月16日 00時02分52秒
[福岡ソフトバンクホークス] カテゴリの最新記事
|
|