九州出身者がつくる九州情報館。

プロ野球史上初となる2年連続の4連勝で、
4年連続の日本一を達成したソフトバンクホークスですが、
新型コロナウイルス感染防止のため、今回も胴上げは行わず、
マウンドに大きな円陣を作って万歳三唱をして快挙を祝いました！

優勝監督インタビューで工藤監督は、
「正直、ほっとしています。
それと同時に嬉しくて嬉しくて。
地元福岡でこうして日本一になることができて最高です。
昨年日本一になって（今年は）4連覇が目標になった。
その目標に対して、今年は苦しい始まりでしたけど、
選手たちもそういう中でも一生懸命プレーをしてくれた。
このシリーズ、こんな素晴らしい戦いをしてくれた
選手たちに本当に感謝です。
多くの方の支援がなくては我々は
開幕することすらできなかった。
医療従事者・NPB・球団・そしてファンの皆様が
我々に元気、勇気を与えてくれたことが
この勝利につながったと思います。
ファンの皆様とともにこうして喜びを
味わうことができて僕は本当に幸せです！」
と語りました。

そしてシリーズMVPに栗原が選ばれました！
24歳での受賞はホークス野手史上最年少の快挙です。
その栗原はお立ち台で「最高の気分です！
1打席目いい形で入れたらいいな、と思ったら
最高の結果になって良かったです。
先輩方に少しご飯でも奢ってあげようかなという気分です。
本当に難しいシーズンではありましたが、
ファンの人の応援が力になりましたし、元気をもらいました。
元気を5倍、10倍、50倍・・・」から
「元気100倍アンパンマン！」で締めました。
栗原は恥ずかしがりながらベンチに戻り、にやけている先輩達に迎えられました。
特に今年1月、一緒に長崎で自主トレを行った中村は愛弟子の活躍を喜んでいましたね。

その後球場内で工藤監督・中村・栗原による記者会見が行われ、
PepperとSpotのダンスもあった祝勝会が行われましたが、
鏡割りで松田が呼ばれなかったことを残念に思う
ホークスファンは私を含めて多かったと思います。
選手たちの中で最後に呼ばれてブーイングされるまでが伝統芸だっただけに残念でした。

さて、4年連続日本一でシーズンを終えた喜びもつかの間、
チームは早くも来季へ向けて動き出しました。
一夜明けた今日、工藤監督は球場内の球団事務所で1軍コーチと会議を行い、
オフと来春キャンプの課題について指示を出しました。
そして来季の組閣についても構想があるようです。
フロント入りした小川前2軍監督の後任には藤本3軍監督が就任し、
新たな3軍監督には森ヘッドコーチが就任する予定です。
そして新たな1軍ヘッドコーチには元日本代表監督でホークスOBの
小久保裕紀氏を招聘することが報じられました。
遅かれ早かれ、将来の監督候補の入閣は今後を見据えてのことでしょう。
小久保氏が王会長や工藤監督から多くのことを学んで、
ホークス黄金時代を継続させてもらいたいと思います。

それでは、今日はここまで。