九州各県、新型コロナ感染拡大に警戒を強める

大都市での新型コロナウイルス感染拡大を踏まえて、 政府は昨日新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく 緊急事態宣言の対象地域に、福岡県など7府県を追加しました。 それから一夜明けた福岡県ですが、今朝の九州一の繁華街である福岡市天神は、 人出が前日とあまり変わりませんでした。 2度目ということもあるのか、対象地域で唯一自治体からの要請が 無かったこともあったためなのかは分かりません。 一方、福岡県が緊急事態宣言対象地域に追加されたことを受けて、 九州地方知事会の臨時WEB会議が開かれました。 周辺各県の知事からは福岡県への不要不急の移動を 控えるよう県民に求めることを表明する声もありました。 また緊急事態宣言の対象地域以外でも、地域や職種を限定せずに 金銭的に支援するよう要望をまとめ国に提出することも確認されました。 今は飲食店への支援は行われていますが、それ以外の業種でも時短要請が行われており、 そうした業種への救済を求める意見がありました。 熊本県や宮崎県のように県独自で緊急事態宣言を出しているところもあり、 感染拡大に警戒を強めている様子がうかがえます。 だからこそ福岡県内では感染拡大防止により一層取り組んでもらいたいのはもちろん、 政府による緊急事態宣言対象地域にこれ以上追加されることが無いよう、 宣言の対象地域でない県でも感染防止に努めてもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。