九州出身者がつくる九州情報館。

全国的な新型コロナウイルスの感染者増加に伴って政府からは
11都府県に緊急事態宣言を出していますが、
感染者数の増加や医療体制のひっ迫などを勘案して、
県独自の緊急事態宣言を出しているところもあります。

九州では熊本県と宮崎県で県独自の緊急事態宣言を出しています。
熊本県は国と同様に7日までですが、宮崎県は当初22日までの予定でした。
しかし宮崎県では、
・感染者数が減少しないこと
・感染者集団（クラスター）が発生していること
・医療体制のひっ迫状態が続いていること
を理由に、今日夕方に行った対策本部会議の中で、
緊急事態宣言を2月7日まで延長することを決定しました。
これによって外出自粛やイベントの中止・延期、すべての飲食店に対する
午後8時までの営業時間の短縮要請も2月7日まで延長されます。

宮崎県の河野俊嗣知事は会見で、
「県外のリスクがさらに高まっている。
全県的に最大限の警戒を持続すべきとして決断した。
爆発的な感染はおさえることはできたが、まだ高止まり。
沈静化にはもう少し時間かかる。
今は最大限のブレーキということで協力願いたい。」
とその理由を説明しました。

県外の感染リスクということですが、やはり福岡県や熊本県といった、
国や県独自の緊急事態宣言が出ている地域からの移動を避けたいといったところでしょうが、
今日は鹿児島県で過去最多の59人が感染したことが発表されており、
それ以外の県からの移動によるリスクも懸念されます。

感染者数の多い県もそうでない県も、これ以上の増加を抑えるために、
1人1人が感染防止対策を行ってもらいたいと思います。
それでは、今日はここまで。