有田陶器市、長崎くんちが相次いで今年の開催中止を発表

昨日から全国で高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりましたが、 多くの人がワクチンを接種できるようになるまでにはまだまだ時間がかかります。 それどころか、大都市を中心に感染の『第四波』が到来し、 東京・大阪などではまん延防止等重点措置の適用対象となりました。 適用はゴールデンウィーク過ぎまでの予定となるため、 この期間に行われるイベントにも影響が出てきています。 九州でもすでに博多どんたく港まつりのパレード中止が決定し、 『博多松囃子』のみ行われるそうです。 さらに九州でもゴールデンウィーク期間の人出が多いことで知られる 有田陶器市も2年連続で開催中止となりました。 その代わりオンラインで焼き物を販売する『Web有田陶器市』を開催するそうです。 また毎年10月に長崎市内で開催される長崎くんちも 2年連続で開催中止が決まりました。 開催まであと半年もあるにもかかわらず、この時期での中止が決まった背景には、 踊りなどの稽古が始まる6月頃の時点でも まだ十分な感染対策を取るのが困難ということがあるようです。 6月頃はようやく一般の方のワクチン接種が始まる予定の時期であり、 安心して稽古ができる状態ではないと判断しました。 1人でも多くの人がワクチン接種済みの状態となり、 来年こそはこれらの祭り・イベントが無事に開催されることを願っています。 それでは、今日はここまで。