テーマ:宇宙(911)
カテゴリ:九州の話題
日本の次世代主力ロケットであるH3ロケットの4号機が、
今日午後3時48分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。 4号機は防衛省のXバンド防衛通信衛星である『きらめき3号』を搭載しており、 打ち上げ後に予定された軌道上に分離したことが確認され、 「打ち上げは成功」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)から発表されました! 『きらめき3号』は赤道から約36000Km離れた、 静止軌道を回る人工衛星(静止衛星)ですが、 ロケットで直接静止軌道まで運ぶのは難しいため、 地球に近い高度数100Kmの軌道と静止軌道を結ぶ、 静止トランスファー軌道と呼ばれる長楕円軌道に投入しましたが、 H3ロケットでこのミッションが行われたのは今回が初めてです。 ここまでH3ロケットは初号機が打ち上げ失敗に終わったものの、 2号機から今回の4号機まで3回連続で打ち上げ成功しており、 H3ロケット自体も活躍の場を広げる軌道に乗ったのではないかと思います。 種子島は室町時代にポルトガルから鉄砲が伝わり、 そこから国産の火縄銃の開発にも成功したところでもあり、 現在でも宇宙開発という最先端の技術が要求される場所でもあります。 将来は種子島から国産の有人宇宙ロケットが打ち上げられる日が来るといいですね。 それでは、今日はここまで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月04日 19時41分32秒
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