テーマ:相撲(2037)
カテゴリ:プロレス、格闘技、大相撲
福岡国際センターで行われてきた大相撲九州場所は、
今日千秋楽を迎えました。 14日目を終えて優勝争いは琴櫻と豊昇龍の2大関が、 13勝1敗で並ぶというハイレベルの戦いとなり、 今日の千秋楽で大関同士の直接対決で優勝が決まることになりました。 横綱・照ノ富士が休場しているため、今場所出場力士の最高位である大関が、 ともに相星で並んで千秋楽結びの一番で優勝が決まるということもあって、 懸賞幕の行列が5周もするほどの注目ぶりでした。 制限時間いっぱいになり、両力士とも気合いを入れて立ち合いを迎えました。 始めは豊昇龍が強烈な突きで琴櫻を追い詰めて投げを打ちますが琴桜はこれを耐えます。 すると豊昇龍は四つに組んで再び投げを打とうとしますが足が滑ってしまい、 これを琴櫻がはたき込みして豊昇龍の膝をつかせました。 この結果、琴櫻が大関相星決戦を制して初優勝しました! 琴櫻の祖父は先代佐渡ケ嶽親方(故・元横綱琴櫻)、 父は現・佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)ということで、 まさに『角界のサラブレッド』と呼ぶのにふさわしい血筋を持っています。 前相撲で初土俵を踏んだのがこの九州場所ということで、 本人にとっても思い入れのある場所で優勝できたのは良かったですね。 十両昇進の際に父親と同じ『琴ノ若』の四股名になった後、 今年、大関昇進から2場所目で祖父と同じ『琴櫻』に改名しました。 今年の初場所で琴櫻は横綱・照ノ富士と13勝2敗で並んだものの決定戦で敗れました。 しかし大関昇進後も勝ち越しを続け、今年は年間最多勝も獲得しました。 日本相撲協会の八角理事長や高田川審判部長からは、 琴櫻・豊昇龍ともに来場所に綱取りの可能性があることに言及しました。 もし2人が来年の初場所でともに優勝争いを繰り広げた場合は、 横綱同時昇進もあり得るかもしれませんね。 今年の九州場所は大関2人が盛り上げてくれて本当に良かったです。 来年の九州場所で横綱として戻ってきてくれることを願っています。 それでは、今日はここまで。 P.S. NHKの大相撲中継で長きにわたり正面解説を務められた元横綱・北の富士勝昭さんが、 九州場所中の11月12日に82歳でお亡くなりになりました。 厳しくも力士たちへの愛情がこもった解説がもう聞けないのは寂しいですね。 ご冥福を心よりお祈りいたします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月24日 19時12分23秒
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