カテゴリ:福岡ソフトバンクホークス
今日、プロ野球では昨年現役引退を表明していた
ソフトバンクホークスの和田毅投手が引退試合を行いました。 最後の試合は本拠地でのvs日本ハム戦でしたが、当然ながら球場は超満員でした。 試合は和田の先発で始まりましたが、マウンドに向かう際には 登場曲として使ってきた冨永裕輔さんの『21』という曲が、 冨永さん本人の生歌で披露されました。 和田は最後の対戦相手となった日本ハムのトップバッター・清宮に対して 最速135Km/hの球を投げて見事空振り三振に仕留めました! するとホークスの選手たちがマウンドに集まって和田をねぎらい、 小久保監督が現役生活最後の三振を奪ったボールを和田に手渡しました。 和田は球場内から沸き起こった大きな拍手や歓声に包まれてマウンドを降り、 一塁側ベンチで出迎えた控えの選手達やコーチ陣とハイタッチを交わしました。 試合は2点ビハインドで迎えた3回裏、▲■のタイムリーで1点を返すと、 6回裏には1死満塁から代打・中村晃のタイムリーで同点に追いつき、 その後2死満塁から廣瀬の2点タイムリーで勝ち越しました! 投手陣は和田の後にマウンドに上がった大関が6回まで2失点のピッチングを見せました。 7回からはオスナ→藤井→松本裕と1イニングずつ投げてリードを守り切り、 4-2でホークスが逆転勝ちしました! 試合後には引退セレモニーが行われ、 和田以外の全選手や小久保監督らもお揃いのTシャツに着替えていました。 セレモニーではホームのユニフォームに身を包んで和田が登場し、 22年間の現役生活を振り返る動画がホークスビジョンに流れました。 動画の中では同世代の松坂大輔氏や阪神・藤川球児監督のほか、 早稲田大学の野球部元監督らが和田をねぎらうメッセージを贈りました。 ファンのメッセージが刻まれた背番号『21』の巨大ユニフォームが グラウンドに展示されました。 そして花束贈呈では王会長、小久保監督、城島CBO、 登場曲を歌った冨永さん、娘さん、かすみ夫人、ご両親の順に登場し、 花束を和田に手渡していました。 続いて和田本人から、 「現役引退の記者会見から4カ月が経ち、 復帰したくなるのかなと思ったけど 全くそうはなりませんでした。 自分は22年間の野球人生を全うできたのかなと思いました。 『プロ野球選手になりたい』という夢を持って 野球をやっていて、多くの出会いのおかげで プロ野球選手にさせてもらいました。 高校・大学の同期のみんな、来てくれてありがとう。 彼らとの出会いが無ければ今の自分は無かったと言っても 過言ではないと思います。 松坂世代のみんな、僕は引退しますが、 (関西独立リーグ・兵庫ブレイバーズでまだ現役の) 久保康友が頑張ってますので応援していきます。 アマチュア時代の監督コーチの皆さん、 基礎を作っていただきありがとうございました。 ホークスのこれまでの監督、コーチの皆さん 本当に自分を使っていただきありがとうございました。 おかげで43歳まで投げることができ、 ホークスの(最年長勝利)記録を更新することができました。 球団スタッフの皆さん、一緒に戦っていただき 本当にありがとうございます。 優勝した時のスタッフの皆様の笑顔を見た瞬間が 嬉しかったです。 選手の皆さん、嬉しいことや悔しいことを含めて まだお腹いっぱいになっていないはずです。 いつかたくさんの野球少年に愛され、 彼らの目標となる選手になってください。」 とメッセージが贈られました。 途中には自身の肩の治療やリハビリに携わった医療関係者や、 両親や家族へのメッセージもありました。 そして最後のメッセージとして、 「最後に世界一のホークスファンの皆様 良い時も悪い時も常に大きな声援をいただき ありがとうございました。 2019年の肩の負傷からの復帰の時に大きな声援をいただき、 今日も大きな声援をいただきありがとうございました。 引退セレモニー開催の準備をしてくださった関係者の皆様、 北海道日本ハムファイターズの選手とファンの皆様 本当にありがとうございました。 プロ野球選手を目指している野球少年たち、 福岡はいいところですよ。 ご飯はおいしいし、人は温かいし。 ホークスは競争が激しくて、競争に残った選ばれた者が 戦うチームですが、そんな中22年間頑張ってきました。 彼らがいつかホークスに入って活躍する姿を 次の新しい夢としたいと思います。 22年間本当にありがとうございました!」 としめくくりました。 ※メッセージの内容は一部要約しています。 その後はホークスの選手達1人1人と握手をしながらグラウンドを一周しました。 そして背番号『21』が刻まれた引退記念タオルを掲げる多くのファンに 手を振って応えていました。 グラウンド1周の後はホークスの選手達だけでなく、 三塁側のベンチから最後の打者となった清宮や大学の後輩である石井一成、 そしてかつてホークスにいた田中正義、水谷、吉田賢らが集まって胴上げが行われ、 和田は彼らの手によって9回宙に舞いました。 最後は両チームの選手やご家族も集まって、みんなで記念撮影を行いました。 セレモニーが終わると和田は大きな拍手に包まれてグラウンドを後にしました。 和田毅投手、22年間本当にお疲れさまでした! 今度はホークスの若手を育てるという大きな目標へ向け、 第二の人生を歩んでください! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月15日 18時50分42秒
[福岡ソフトバンクホークス] カテゴリの最新記事
|
|