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カテゴリ:九州の話題
今から約30年前の1996年に、熊本県御船町の約9千万年前の地層から
発見された翼竜の化石が、CTスキャナーなどによる検証の結果、 大型翼竜アズダルコ科の新属新種であることが判明しました! 今回発見された新種は、後期白亜紀後半に北米に生息した大型翼竜の ケツァルコアトルスに近い種族のようです。 ![]() 化石が発見された約30年前には、翼竜に分類される恐竜の化石が少なく、 どの系統の種族なのかが明らかにできませんでした。 しかし御船町恐竜博物館のスタッフらがCTスキャナーなど最新の技術を駆使して 化石の内部の情報を収集したり、他の翼竜の化石と比較を行った結果、 今回の新種発見につながりました! 今年の3月に学術誌に掲載された研究論文の中で新種発見を発表し、 学名『ニッポノプテルス・ミフネンシス』と命名されました。 これはラテン語で『御船産の日本の翼』という意味で、 日本で発見された化石から翼竜の学名がつくのは初めてです!! もともと御船町は白亜紀の恐竜や爬虫類の化石が多数見つかっている場所ですが、 新種の化石の発見でさらに盛り上がるのではないでしょうか。 それでは、今日はここまで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年05月13日 22時45分36秒
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