テーマ:祭り・伝統行事(1264)
カテゴリ:九州の話題
鹿児島の秋の風物詩とされている『おはら祭』は、
毎年11月3日に開催されていますが、実は東京・渋谷でも 5月の第三日曜日に『渋谷・鹿児島おはら祭』が行われており、 ことしの祭りが今日渋谷・道玄坂で行われました。 現在の東京都渋谷区一帯を領土としていた渋谷氏の一部が、 鎌倉時代に現在の鹿児島県にあたる薩摩国に移住したというつながりがあり、 明治時代に日露戦争で活躍した海軍元帥の東郷平八郎はこの渋谷氏の末裔であり、 死後に東郷平八郎の御霊を祀る東郷神社が渋谷区に建てられました。 このように鹿児島と縁が深い渋谷で1998年から毎年、 渋谷の中心部である道玄坂・文化村通りで、 『渋谷・鹿児島おはら祭』が開催されるようになりました。 おはら祭で踊られている『おはら節』ですが、このおはら節の前奏部分は、 東京音頭の前奏にも使用されています。 またこの『渋谷・鹿児島おはら祭』がきっかけとなって、 鹿児島のおはら祭ではおはら節など鹿児島の民謡に加えて、 渋谷音頭も踊られるようになりました。 『渋谷・鹿児島おはら祭』では首都圏各地からの参加者に加えて、 本場・鹿児島からも踊り連が参加してパレードが行われたほか、 鹿児島の焼酎や名産品の発売を行っているコーナーもありました。 祭りをきっかけに鹿児島と渋谷区のつながりがさらに深まるといいですね。 それでは、今日はここまで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年05月18日 22時24分42秒
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