テーマ:鉄道雑談(1589)
カテゴリ:九州の話題
今日から6月に入りましたが、相変わらず日本国内では値上げが行われました。
先週末から備蓄米の流通も始まりましたが米価はまだ下がらず、 その代わりとして重宝されているパックご飯が値上げされ、 さらには焼きのりも値上げされてしまいました。 そんな中、熊本市交通局でも今日から市電の運賃を、 180円から20円値上げして200円均一に改定しました。 ![]() (熊本駅前電停に停車中の熊本市電、2019年5月撮影。) 熊本市電は最近安全面の問題が多く、今日も熊本城・市役所前電停付近で、 レール表面の剥離が確認されたため、市内中心部にあたる 辛島町電停~水道町電停間で終日運転見合わせとなりました。 値上げによって安全対策に充ててもらいたいですね。 さて、交通局によると現在の市電利用者の運賃支払い手段の状況は、 全国交通系ICカード:34.5% 現金:23.8% くまモンのICカード:15.8% クレジットカードによるタッチ決済:6.9% となっています。 やはりSuicaやSUGOCA、nimocaなどの全国交通系ICカードが多いですが、 2番目に多い現金派の意見は、 「(バスと同様に)交通系ICカードが使えないと思ってた。」 という回答が多かったようです。 確かに熊本市内のバスや熊本電鉄では昨年11月から、 全国交通系ICカードが使えなくなるという国内観光客を蔑ろにする悪行に走りましたが、 熊本市電では市議会からの要請を受けてまだ使える状態にあります。 理由は機器更新の際に国からの補助が出ないためだそうですが、 国土交通省は5月初旬に機器更新の費用の1/3を補助するという通達を出し、 これを受けて熊本市では「利用者などの意見を聞いて結論を出す。」 としています。 利用者の1/3以上が全国交通系ICカードを使用している現状をきちんと見て、 熊本市電で引き続き全国交通系ICカードが使えるようにしてもらいたいですね。 それによって現金派から全国交通系ICカードに移行する人が増えるのではないかと思います。 いっそのこと全国交通系ICカードを使えば運賃を180円据え置きにするとか、 利用促進策を図ってもらいたいと思います。 今年3月に機器更新(改悪)した広島市内では市電やバスの利用者が ものすごい不便を強いられています。 これでは観光客は当然のことながら地元の利用者からもそっぽを向かれることでしょう。 熊本市電でも自分たちの都合ではなく 利用者の利便性を第一に考え結論を出してもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年06月01日 19時31分20秒
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