九州出身者がつくる九州情報館。

プロ野球セ・パ交流戦はほとんどのチームが今日で最終戦となりました。
今年の交流戦は上位6チームにパリーグ、下位6チームにセリーグが並ぶ
完全な『パ高セ低』となってしまいました。

交流戦1位のソフトバンクホークスは、今日甲子園で行われる阪神との試合に勝てば
文句なしで交流戦優勝が決定します。
また2位の日本ハムが負けてもホークスの交流戦優勝が決まります。
とは言いつつもリーグ戦に戻った時のことを考えると勝って優勝を決めたいですね。

その大事な試合、ホークスは0‐0で迎えた4回表に2死2・3塁から、
ダウンズの2点タイムリーで先制しました！
ホークス先発の松本晴は4回裏に余計な1点を与えますが5回を投げ抜き、
勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りました。

6回は津森と大山、7回は松本裕がそれぞれ阪神打線を無失点に抑えました。
8回には2死2塁から中村晃のタイムリーで貴重な追加点を入れました！
8回裏は藤井が阪神打線を三者凡退に抑えました。
9回裏は杉山が2アウトからランナーを出すも、
最後の打者を空振り三振に仕留めて試合を締め、
3-1でホークスが勝利し、
6年ぶり9度目の交流戦優勝を決めました！
松本晴は2勝目（先発投手としては初勝利）、
杉山は4セーブ目です！！

ちなみにホークスが勝利したので文句なしで交流戦優勝ですが、
実はハムがチュニドラに敗戦した方が先でしたので、
試合結果に関わらずホークスの交流戦優勝は確定していました。
しかし、やはりホークスの勝利で交流戦を終えたのはチームにとって大きいですね。

優勝監督インタビューで小久保監督は、
「これだけの（甲子園の阪神ファンの）大声援の中で、
ビジターでやってきてますので、
よく2勝できたなという印象です。
パ・リーグの試合が再開しますので、それに向けて
良い弾みになるんじゃないかと思います。
レギュラーシーズンに戻って、我々優勝を目指して、
秋にはセ・リーグ1位の阪神さんと戦えるように
頑張りたいと思います！！」とコメントしました。

なおホークスにはNPBから賞金3000万円が贈られるそうですが、
小久保監督はこのことについて、
「スタッフに臨時収入を渡すことができて良かった。」
と語っていました。
チームを陰ながら支える裏方さんもホークスの交流戦優勝を喜んでいることだと思います。

交流戦はまだ1試合残っていることもあり、
ホークスから選出される予定のMVPはまだ分かりません。
苦しいチーム事情を救った選手たちが報われるといいですね。

それでは、今日はここまで。