6本塁打16点!マエケン好投!侍ジャパンがコールドでアメリカ行き決定!!
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は2次ラウンドが行われています。日本代表(侍ジャパン)は準決勝進出をかけてオランダと戦いました。オランダはここまで韓国・キューバを破っており、4番には昨年の本塁打王であるバレンティン(ヤクルト)がいます。またミューレン監督もかつてヤクルトやロッテで選手として在籍しており、小技を織り交ぜた攻撃も日本にとっては脅威です。準決勝が行われるアメリカ・サンフランシスコAT&Tパーク行きを決める重要な試合は、1回表、この試合で初めて先頭に入った鳥谷(阪神)がいきなり先頭打者ホームランを決めました!侍ジャパンにとっても初めてとなったこのホームランが、この後、今まで湿っていた打線を爆発させるきっかけになりました。2回表、日本は1死1塁から松田(ソフトバンク)の2ランが飛び出すと、鳥谷の2塁打、井端(中日)の四球でチャンスを広げ、続く内川(ソフトバンク)の3ランも飛び出し、ここまでで一挙6点を挙げて試合を優位に進めます。打撃陣の活躍はまだまだ続き、3回表には稲葉(日本ハム)のソロ、4回表には糸井(オリックス)の3ランが飛び出し、5回表には阿部(巨人)のタイムリー、6回表には松田のタイムリーと合計12点を挙げ、このまま7回が終了した場合は7回でコールド勝ちという展開になりました。一方で先発の前田健(広島)は変化球が冴えわたり、オランダ打線のバットは次から次へと空を切り、5回で9つの三振を挙げました!そんなマエケンの後にマウンドに上がった2番手の内海(巨人)でしたが、四死球でピンチを作り、挙句の果てにバレンティンに走者一掃のタイムリーを打たれ、さらにもう1失点してコールド勝ちを見事に壊しました。もう内海はアメリカにつれていかない方がいいんじゃないかと思いました。しかし7回表に日本は1死満塁から坂本(巨人)の満塁ホームランが飛び出し、再び点差が12点に広がり、コールド勝ちの可能性が復活しました!7回裏は涌井(西武)がランナーを出すもオランダに得点を与えず、16-4で日本がコールド勝ちし、アメリカで行われる準決勝進出を決めました!打者はチームとしてサイクルホームラン(ソロ・2ラン・3ラン・満塁)を記録し、先発全員安打も記録しています。マエケンはマー君に代わる日本のエースと呼んでも過言はないでしょう。大会開始前はアメリカに行けるかどうか不安がありましたが、早々とアメリカ行きが決まって良かったと思います。準決勝進出・アメリカ行きを当面の目標としていた山本浩二監督もそれを果たすことができてホッとしているのではないかと思います。侍ジャパンはこの後12日に、オランダとキューバの勝者相手に順位決定戦を行います。日本がいる2次ラウンド1組の順位を決める試合ですが、まだ2次ラウンド2組は出場チームすら決まっておりませんが、やるからには勝って気持ちよくアメリカに行ってもらいたいと思います。ようやく打撃陣が爆発した侍ジャパンですが、この好調を準決勝・決勝までキープしてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。