プロ野球、予定通り2月1日からキャンプインへ
日本国内では現在首都圏1都3県に改正新型インフルエンザ等特別措置法(特措法)に基づく『緊急事態宣言』が発令中ですが、大阪・京都・兵庫の関西3府県と愛知・岐阜両県にも発令を検討しています。いずれも来月7日までの予定ですが、あることが懸念されています。それはプロ野球が全球団2月1日にキャンプインできるかということです。宣言が発令されれば、関東5球団に加えて阪神・オリックス・中日の計8球団が、移動を制限されることになります。(2軍を考えると日本ハム(鎌ヶ谷)も。)予定通り宣言が解除されてキャンプ地に入ったとしても、2月1日からキャンプインしている球団とは1週間遅れることになり、調整具合に差がついてしまいます。しかし今日NPBとJリーグの間で行われた新型コロナウイルス対策連絡会議で、2月1日のキャンプインで準備を進めることを表明しました。NPB側の対策としては、・キャンプ地への移動前に参加者全員が PCR検査を受け陰性を確認する。・キャンプイン直後にも速やかに1度検査を行う。・その後1週間に1回程度、スクリーニング検査を継続する。という方針を12球団で決めたそうです。なお球場のアルバイトや取材に訪れる解説者・OBや報道陣についても移動前にPCR検査を受けてもらいたいとする一方で、観客の受入については『自治体の方針通りに決定していく』として、来場の条件という形で検査を求めることは無いとしました。とはいうものの感染者の多い首都圏から沖縄や宮崎へ多くのファンが来場するわけにはいかず、国のガイドラインに沿って入場制限などが行われそうです。離島でキャンプしている球団で集団感染(クラスター)が発生したら、1発で医療崩壊ということにもなりかねませんからね。キャンプを行っている選手たちがコロナに感染せず無事に開幕を迎えられるよう、我々ファンが協力できることは協力していくべきだと思います。それでは、今日はここまで。