ツイッターより
「 昨日、香港にいる友人が、
日本の豆乳を買ったら、
(遺伝子組み換えでない)の表記が
マジックで消してあったらしい。
調べてみたらこんな理由が！
日本は5%の混入を許し、不使用と表記できる。
韓国は3%、EUは0.9%
全然知らなかった。。
不使用は、一切入ってないと思ってた」
わたしも～～～知らなかった！！！
「日本は、米国からの大豆の輸入に当たって、
IPハンドリングという徹底した分別管理を行っているが、
穀物エレベータなどの流通過程で、
どうしても混入を避けることができず
（「意図せざる混入」と言う）、
５％までは混入を許し、「不使用」と表記できる。
この混入許容率は、諸外国でも設定しており、
EUは0.9％、韓国３％といった具合だ。」
「したがって日本では、
GM大豆が含まれていても、
５％未満の比率であれば「遺伝子組み換えでない」と
表示できることになる。」
「ところが、この表示のために消費者は
「まったく含まれていない」と思ってしまう。
先の調査では、90.7％の人が
「遺伝子組み換えでないと表示されている
食品のGM混入率は0％だ」と答えている。」
「「不使用」があふれかえる
ちなみに遺伝子組換え（GM）作物使用に
関する表示は3種類ある。
「使用」「不分別」「不使用」だ。
「使用」は文字通りGM作物を原料に使っていること。
「不分別」は、使っているかいないか分からないもの。
「使用」と「不分別」は必ず表示しなければならない。
それに対して「不使用」は、表示してもしなくてもよい任意表示だ。」
「しかし、表示してもしなくてもよいのなら、
「不使用」と表示した方がお客に売れるだろうと、
商売上は誰でも考えるはず。
結果的にスーパーには、「不使用」表示だけが
あふれかえっている。」
「実際に消費者調査でも、
「不使用」表示の方が何も表示していない商品に比べて、
「安全性が高く」（85.4％が回答）、
「品質が良い」（74.0％同）と
認識しているとの結果が出ている。
つまり、中身が同じであるにもかかわらず、
「不使用」と表示されている商品の方が良いと感じる
「優良誤認」が起こっているのだ。」
「結局は、「不使用」表示が消費者に間違った
イメージを植え付け、混乱させているということになる。
こうした理由から海外では、
ほとんどの国が「不使用」表示を禁止している。
米国やオーストラリアなどでは、
混入率がゼロである科学的なデータの裏付けの
必要書類をそろえるなど、膨大な手続きを経なければ
「不使用」と表示することができない。」
「お客を惑わす「不使用」表示
これに対して日本では、
あまりに安易に「不使用」表示を許しており、
ひいてはお客への裏切りにつながっているといっても、
言い過ぎではないだろう。
そんな中で、生活協同組合首都圏コープ事業連合が、
従来の方針を転換して「不使用」表示を
自主的に廃止することを打ち出した。
同時に、対象ではなかった醤油やサラダ油、
タレやスープなどにも、「不分別」と新たに表示を始める。
GM表示規定では、表示対象の食品が決まっている。
納豆や豆腐と違って醤油やサラダ油は、
遺伝子が製造工程を経て食品には
残存しないことが分かっており、
法的に表示義務がない。
また、食品添加物など主たる原料でないものや、
タレやスープなどの添付品にも表示義務がない。
それでも同連合は、遺伝子組み換えかどうか分からない
輸入作物を使っていることをお客に正確に伝えようとして、
「不分別」と表示することにしたのだ。
同連合はGMOに反対する立場をとっている。
とはいえ、反対でも、賛成でも、
正しい情報をお客に伝えることが大前提となるのは間違いない。
飲食店としても、お客に何を聞かれても正しい情報を
提供できる準備をしておかなくてはいけないだろう。
（中野 栄子、日経レストラン10月号「食の安全・安心」より）」
ってここまでは、２００５年の記事なんですよ。
今、２０１２年でしょ。
この７年の間もずっと…騙されていたというか
気がつかされていなかった…気がついていなかった。
本当は、一度は聞いたかもしれないけれど
忘れていた。
わたし馬鹿でしょ。
だけど、こういうことって大きく報道されないというか
広く国民には知らされないというか…。
またこの手かって感じもする。
「ナタネ油はいまやすべて遺伝子組み換えに
国内での遺伝子汚染も始まっている
遺伝子組み換え食品を口にしたくなければ、
ナタネ油はすべて拒否、という事態が迫っている。
ナタネの輸入量は207万トン（870億円）。
カナダ産が95％。
オーストラアが残り5％。
カナダではナタネ栽培面積に占めるCM
（遺伝子組み換え）品種の割合は93％。
オーストラリアでも、西オーストラリアで
2010年1月から遺伝子組み換えの試験栽培を認め、
すでにGM菜種は6％に達している。
こうして国内に運び込まれたGMナタネによる
遺伝子汚染も始まっている。
以下、Twitterからの情報を紹介する。...
（日刊べリタ編集部）（日刊ベリタ 2010/12/30）」
そーだったんですか。
アンテナが低すぎる自分が恥ずかしいです。
「遺伝子組み換え大腸菌：
武田薬品研施設内で廃液流出 ／神奈川
（毎日新聞 2011/12/02）」
大腸菌…。
「無審査で遺伝子組み換え細菌
＝うまみ添加物、大量流通－厚労省
これらの添加物を使った加工食品の量は、
年180万～200万トンに上るとみられる。
キリン協和フーズが先月、
無審査の添加物を使っていると同省に報告した。
同社は「昨年10月に韓国企業側から情報を得た。
厚労省への報告が遅くなったことはおわびしたい」としている。
（時事通信 2011/12/05）」
細菌…。
そしてこの“うまみ添加物”って表記
よく成分表記に記されている気が…。
「遺伝子組み換えマウス、10日間逃走…厳重注意。
（読売新聞 2012/01/20）」
ネズミ、逃走。
１０日間のバカンスの間に
増えていたりすることはないんだろうか。
５％までは混入を許し、「不使用」と表記できる
(遺伝子組み換えでない)の表記
日本人気質の弱いところをついた商法ですね。
これもきっと組織経済優先主義社会の一面なんでしょう。
国民の健康より、私益優先の風土。
（どっかいい国ないのかな。）と
逃げたい気持ちになります。
なんか悲しいです。
馬鹿でも安心して暮らしていたいんだけどなぁ。
ズル賢い人々に食い物にされているってことか…。結局。
赤葉2011.12.10光が丘 posted by (C)あっこ森
写真は１２月１０日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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