2018/04/16(月)22:11
【あっこぉライフ】子どもたちの助けが、スゴイです!~子どもサポーターズ制度
旧宣教師館前2018.04.04雑司が谷 posted by (C)あっこ森
工作イベントでのサポーターとして
リクルートした子ども3名が
とっても頼りになりました。
プラスティックの板をトースターで焼成して熱収縮を楽しむ
子どもたちに人気の『プラバン』工作をしました。
事前にB4サイズのプラスティック板を16等分にして
四つ角をすべて面取りし
紐通し用の穴を開ける作業も
子どもたち3人の手を借りて
200枚以上もの工作材料を準備しました。
プラバン工作の本番では
①作り方の説明
②下絵選びの説明
③材料の配布
④席の振り分け(使う色材によって席を分けた)
⑤色鉛筆を使う場合の紙やすりのかけ方の説明
⑥焼いたあとのバリ取りの説明とお手伝い
⑦次の工作の人を呼び入れるための放送をお願いする伝達役
これらをすべて子どもたち3人で担ってくれました。
わたしは、子どもたちが安全に工作に取り組めるよう環境整備と
プラバンの焼成、そして、サポーターの子どもたちが
よりよく動けるように全体を見ながら足りないところに行けるよう
声かけをしていました。
57名の子どもたちが2時間半で全員、
怪我なく無事工作を楽しむことができました。
3時半頃、サポーターの三人が定刻のおやつで呼ばれたとき
3人に「一旦(現場を)離れて、おやつに行っておいで。」と声をかけると
小3のサポーターの3名がみんな
「こんな大変なときに離れていいの?」と心配をするので
「大丈夫よ。おやつも大事だから、行っといで。」と答えると
「なるべく早く食べて、戻ってくる。」と心強い言葉を言って
離れて行きました。
すると5分も経たないうちに
まだお煎餅の匂いがプンプンするお口のまま
慌てた様子で戻ってきて
あまりの早さにとても驚きました。
子どもたちは「戻ってきたよ♡」と嬉しそうにまた
サポーターのネームプレートをつけて
職務に戻ってくれました。
「大丈夫?疲れたら遊んだり、休んだりしてきていいんだよ。」と言っても
「楽しいから、まだやる!」と言ったり
「疲れた~。椅子ないの?」と言うので
「店員さんは立ってお仕事をします。疲れたら休んできていいんだよ。」と答えると
「疲れたけれど、楽しいから、やだ、続ける。」と言って一年生の面倒を見てくれたりと
大・大・大活躍でした。
わたしは、サポーターさんたちに一番初めに『試作』と言って
工作を楽しんでもらうときに作り方を1回説明しただけで
あとは、子どもサポーターさんたちにすべて担ってもらいました。
これまでたくさんの子どもたちといろんな工作を楽しんできたけれど
こんなに説明しなかったのは、初めてです。
この子どもサポーターズ制度は、
子どもたちの新たな活躍の場にもなり
大人の目も子どもたちの安全に注ぐことができ
とても利があるように感じられました。
子どもたちの「こんな大変なときに離れていいの?」という言葉に
温かさとこの場を共に作る幸せを感じさせてもらいました。
お手伝いの粋は、とっくに超えていました。
気持ちの面でも大きな支えでした。
子どもたちの心意気と働きに感謝!
サクラ2018.04.04雑司が谷 posted by (C)あっこ森
写真は4月4日に雑司が谷にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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