2005/12/22(木)21:34
【ALWAYS 三丁目の夕日】 2005年・日
■監督 山崎貴
■原作 西岸良平
■音楽 佐藤直紀
■出演 吉岡秀隆/堤真一/小雪
■ストーリー
昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。ある日、鈴木則文(堤真一)が営む自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子(堀北真希)がやってくる。その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆)はひょんなことから、一杯飲み屋のおかみ・ヒロミ(小雪)のもとに連れてこられた身寄りのない少年・淳之介(須賀健太)の世話をすることになるのだが…。
この時代、まだまだ生まれていないのに、何故か懐かしさを感じる映画です。
上野駅や、東京タワーの建設途中風景。
冷蔵庫、TV、洗濯機が『三種の神器』と言われていたこと。
でも、何もなくても、人々が活き活きと楽しそうなこと、等々
こういう時代もあったんだなぁ~って。
お医者さんのお土産の焼き鳥。
子供たちが帰ってきた時の竜之介の行動。
「はめて」と差し出したヒロミの指。
故郷の母親からの手紙。
言い出したらきりがないくらい、どのシーンをとっても
心にジーンと伝わって、ハンカチ濡らしまくり。
個人的には、サンタクロースのエピソードが一番好き。
自分の子供の頃とシンクロして、「そうよ!サンタはいるのよ!!」と
嬉し泣きしながら、淳之介君と一緒に叫んでたわ。(心で)
堤さんや吉岡君達の、ベタで大げさな演技もニンマリ。
子役の二人もいいねぇ。
須賀君は、いつもながらの芸達者ぶりで、泣かされまくりよ。
一平役の小清水君は、あの丸まっこい顔と姿と声とで
これまた可愛すぎました。あの手から、私もお釣りをもらいたい!
でもワタシ的には、六子役の堀北真希ちゃんが、イイッ!!
最近のドラマでは、うつむき加減で殆ど顔が見えなかったけど
この映画では、髪を二つに結び、前髪はピンで横に止め
ツヤ肌おでこ全開にしていて、メチャクチャ可愛いのよぉ♪
たどたどしい東北弁が、これまた、萌えぇ~!!
まぁ、私の変態コメントは気にせず(笑)
この時期にピッタリな、ほのぼの笑ってジンワリする映画ですわ。
観ようと思われている方には、できれば年内中をお薦めします。
ラスト間近の台詞、きっと自分に言ってくれてると感じられて
いいお正月を迎えられそうですわよ。
そういえば、キム兄、出てきたと思ったら、あれだけ?(笑)