夢の話
夢ばかり見ているような気がする。今日の夢は、グレイの毛が抜けて、ブタさん並みのつるつる肌になってしまった。シャンプーをよく洗い流さなかった私のせいだと自分を責める。もう一度シャンプーをしなおしていると、なんとグレイは詰め替え用のシャンプーになってしまった。その詰め替え用シャンプーに向って、「グレイ!!」と呼びかけると、それがかすかに動く。どうすることも出来ない。そこで目が覚める。ゆ、夢だ・・・。ほっとする。確かにグレイの抜け毛は悩みの種だ。グレイに毛がなくなればいいなと考えていたのだろうか。夢には大切な役割があると聞いた。脳を整理整頓するらしい。まだまだ解明されてはいない分野なのだろうが、この夢を見たことによって、私はグレイには毛があったほうがよいという結論に達することが出来た。この度はこのように夢を見た直後に目覚めたので、夢の内容を覚えていたが、恐らく、タイミングが悪ければ、覚えてはいなかっただろう。しかしながら、脳の中では、グレイの毛は大目に見たまえと私自身に指令を出し、私は次の日、何とはなしにグレイの毛はしょうがないのよね~などとすんなり思えたりしているのではなかろうか。