027018 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

森のフクロウのブログ

森のフクロウのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019.01.05
XML
カテゴリ:自分の部屋

​​​【自分だけの部屋】​​



私は小学校3年生の時に、

静岡県の沼津市から清水市(現在は清水区)に引っ越しました。


引っ越の理由は、沼津の家は借地でしたので、

地主から立退きの催促が常にあったようです。



沼津が大好きだった自分としては、どうしても沼津から離れるのが嫌で、

引越しの当日、押入れの中でひたすら泣いていました。


千本浜公園、沼津港、香貫山、狩野川・・


自分の大切にしていた場所がすべて無くなってしまう・・


  

         

 

それがとても悲しかったのです。

それでも、大人の事情を変える事は出来ません。
 
ただ、一つだけ嬉しかったことがあります。


それは、新しい清水の家には

「自分の部屋」が用意されていたということです。


 

  
 ​

テント アウトドア ワンタッチテント
簡単 軽量 日よけ キャンプ バーベキュー 
着替え サンシェード uvカット 家族 
ファミリーテント フルクローズ メッシュ 
3人 4人用 防災 防水 撥水 ドームテント 
 ライベートテント フライシート おしゃれ



今まで兄たちには、それぞれの部屋があったのですが、

私にはありませんでした。 


四人兄弟の末っ子というのは、とても損な役割なのです。


  

着る物も、玩具もすべてお下がり・・・

時には、存在すら忘れられている・・・


兄弟は4歳ずつ離れていましたが、

兄たちに遊んでもらったという記憶はありません。



そんな状態でしたので、私は1人きりで遊ぶ習慣がついていました。

「自分だけが自由に使える自分だけの部屋」それは、長年の夢でした。


沼津と離れることと引き換えに、

私は、その「夢」を手に入れることが出来たのです。



4畳半の小さな洋間でしたので、ベッドと机を入れると、

ほとんどイッパイです。


それでも、こんなに嬉しかったことはありません。


 


部屋の窓を開けると・・そこには一面の茶畑が広がっていました。



 


さあ、新しい生活の始まりです。






​​​​【ブログランキング参加中】​​​​

にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.01.27 20:54:37
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.