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森の声

森の声

2006.06.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
フリーバードさんへの返信にも書いたことですが、“言葉を教える”、“言葉を取り戻す”ということは、“生活を取り戻す”ということでもあるのです。
なぜなら、子どもにとって生活とつながらない言葉は使えない言葉だからです。

子どもたちが、“地に足が着いた生命が喜ぶ生活”を取り戻すことがそのまま“地に足が着いたしっかりとした言葉”を取り戻すことにつながるのです。
つまり、言葉だけを教えても無駄だと言うことです。

そして、“地に足が着いた生命が喜ぶ生活”こそが子どもが育つ環境だということです。

ということで、今日はまた新しい“しつけ(躾)”に入りますね。

それは“手(指先)の使い方を教える”ということです。
手の使い方は子どもの集中力、知能の発達、感情のコントロールとつながっています。

よく、“手は第二の脳だ”と言われるので手を使うことが脳の発達を促すことは多くの方がご存じだろうと思います。でも、手が感情ともつながっていることはあまり知られていないかも知れません。

というより、人間においてはもともと脳の働きと感情は分離できないのです。
なぜなら、人間の人間らしい脳の働きは“能動的な意志”が働く時にしか働かないように出来ているからなのです。
そして、その“能動的な意志”は感情と共に動き出すのです。

かけっこに負けて悔しかった思いが、厳しい練習に耐える意志を支えたりするのです。

また、“考える”ということも、“考える意志”が動き出さなければ、考えることは出来ません。それは、感じることも同じです。音楽や絵画を鑑賞する時には“聴こうとする意志”が動き出す必要があるのです。
そして、その背景には必ず感情の働きがあるのです。

そして、子どもの場合“手(指)を使う”ということが、それらの知能、意志、感情の育ちと密接につながっているのです。

今の子どもたちは指を使うことが出来ません。指に意識を集中してコントロールすることが出来ないのです。

テレビゲームをやる時にどんなに素早く指を動かしても、あれは指を使っていることにはならないのです。
“オンとオフ”を繰り返すだけの動きには感覚の働きは必要がないからです。

大切なことは、指先の感覚に集中し、両手を協調させながら使うことなんです。
そのような使い方を通して、知能や感情のコントロール能力が育つのです。

<明日に続きます>





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Last updated  2006.06.09 21:37:02
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