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マシュマロ@ Re[8]:「子どもの心の世界、心の育ち」(子どもはウソを言いません)(06/10) みかんやまさんへ ほろっとして頂けて嬉…

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森の声

2007.12.16
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ここまで色々と、“ものがたり”について、また“ものがたり”を書き換えることについて書いてきましたが、この“ものがたり”という視点を持つと、コーチング、カウンセリング、内観法、箱庭療法、前世療法などが、基本的には同じものであるということが見えてきます。少しずつ方法は違い、また働きかけ方も違いますが、みんなその人の心の中の“ものがたり”に働きかける方法だという点では共通しています。(洗脳も同じ方法を使います。)

そして確かに、最近では、教育や子育てとつなげたコーチングの本も多く出ているようです。でも、私は子どもの育ちに必要なものはコーチングより、お話しの方なのではないかと思っています。

それはコーチングは人の心に働きかける有効な方法かも知れませんが、一つの方法であってそれ自体には生命がないからです。でも、お話しには生命があるのです。
一つのお話しは、一つの生き物なんです。

そして、その生き物は子どもの心の中に入り込んで子どもの“ものがたり”を支える働きをしてくれます。桃太郎のお話の中の犬や猿やキジのようにです。それは一生一緒に付き添ってくれる仲間になります。

確かに、コーチングのような即効性はありません。(実際にはそんなに簡単なものではないのかも知れませんが、そのようなイメージで宣伝していますよね。)

また、大人の意図通りに子どもを育てる方法としても使えません。でも、お話しの生命が子どもの生命を支えてくれるのです。また、子どもは心の中に仲間を持つことで強くなることができるのです。
そうして、冒険の旅に出ることが出来るようになるのです。

大切なことは親子関係が良くなることだけではなく、子どもが一人で自分の人生を主人公として生きていく力を育てることなんです。もちろん、生きていく力を育てるためには良い親子関係は必要ですが、でも、それだけでは子どもがやがて親から離れ、家から出ていくためには不充分だと言うことです。

それに、お話しをいっぱい聞かせているうちに自然と良い親子関係も育っていくものなんです。(ただし、お勉強的に押しつけてはだめですよ。)
お母さんや、お父さんとの毎日の生活自体が楽しい“ものがたり”に変換されるからです。

ですから、もっともっとお話しを聞かせて上げて欲しいのです。そうすれば、コーチングなど必要がなくなるのです。

今、学力の問題、様々な事件、学級崩壊などなど様々な面で子どもたちの育ちの状態が危惧されています。
でも、みんな根っこは一つなんです。みんな子どもの心の中の“ものがたり”の問題なんです。
それはまた、子どもたちが本を読まなくなったということともつながっています。
その事に気付かないで、みんな縦割り的に問題解決の方法を探っています。

今のままの考え方の延長で、教える内容を変えても、教える量を変えてもその効果は一時的です。
ちょっとした効果は出ても、長い目で見た時、子どもたちにやる気が生まれなければあまり意味はないのです。
そして、授業で“やる気”を教えることは出来ません。
“やる気”は“ものがたり”の中から生まれるのです。
勇気も、希望も、愛も同じです。
これらはみんな、“ものがたり”の中でしか生命を持つことが出来ない存在なんです。

どうか、本をいっぱい読んであげて下さい。
塾に行かせて疲れさせるより、そのお金で本をいっぱい買ってあげて下さい。
テレビを見せて、疲れさせるより本を読んであげて下さい。

また、学校でもいっぱい本を読んであげて下さい。
先生が読んでも、お母さん達が読んでも構いません。とにかく、いっぱいお話しと出会わせてあげて下さい。
学級崩壊していて授業が出来ないのならそんな幸いなことはありません。その時間に本を読んであげて下さい。
(親の中には子どもの学ぶ権利を主張する人がいるかも知れませんが、そういう人の子は塾に行ってちゃんと勉強しているはずだから大丈夫です。そもそもお話しを聞くこと以上の“学び”はないのです。)

また、これはこんなブログで書いても意味がないと思いますが、学校でもっと図書室を大切にして下さい。学力低下をくい止めるために予算を組むのなら、図書室を整備して、新しい本を買い、司書をやとい、毎日、一日中子どもたちが図書室を使えるようにして下さい。

新しい学校を作る時には、図書室を学校の中心に据えて下さい。
クラスに入ることが出来ない子どもたちは今保健室に行っていますが、基本的に保健室ではなく図書室に行くようにさせて下さい。司書の先生と、保健室の先生が連携して子どもをケアする体勢をつくるのです。

図書室にコンピュータなど置く必要はありません。実際、小学校にコンピュータは必要はないのです。知識は基本的に本から学ぶものです。
先生は、その本からの学び方を子どもに教えれば充分です。

簡単に1000の知識を得た子より、その知識を探す一つの方法を学んだ子の方が絶対に伸びます。ただし、実際に自分のからだを使って知識を探す方法です。指先を使うだけで得た知識は、すぐに忘れます。

小学校では知識ではなく“学ぶ楽しさ”と“学ぶ技術”を中心に子どもたちに伝えるべきなんです。結果ではなく、考え方を伝えるべきなんです。

そういう時に、“ものがたりの技術”が生きてくるのです。というより、“ものがたりの技術”を使わないことにはそういうものを子どもたちに伝えることが出来ないのです。






Last updated  2007.12.17 05:32:41
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